2013年3月26日火曜日

採用活動解禁時期

3/22、金曜日。

朝9時から商談。

昨日のブログでも書いた通り、今の時期は、朝も夜も関係なく、商談。

午前中にもう1社と商談。

うーん、先週から、いわゆる「超・大手企業」の皆さんとは、先日、日本経済新聞が報じた「採用活動解禁時期」の話題が多い。


ちなみに、私は企業の採用活動時期を遅らせても、学生が「学業に専念」するとは思わない。

「学業に専念」するために論じられるべきは「学業への動機づけ」であり、具体的には「正課(授業やゼミ)を頑張ることが評価され、自分にとってわかりやすいメリットがある」状況をつくることと、「そもそも先生が(教育に)力を入れているので、学業が面白い」状況をつくる、ということだと考えている。

学業を通じて、事象の多面的な見方を身に付けたり、考える力が養われるとは思っているが、でも、勉強がんばっても就活で聞かれるのが課外活動(正課活動以外)ばかりの現状では、そりゃ学生が「勉強がんばろう」とも思いづらいし、そうなると先生たちも「学生も大して勉強する気がないし、授業やゼミのことを就活でも聞かれないのならば、学生の教育よりも自分の研究に力を入れよう」となるのは、当然の帰結というか。

いずれにせよ、「学業に専念」するための施策が、「採用(就職)活動の時期を遅らせる」ことではない。

もうひとつの「狙い」として挙げられていた、「留学生の増加」に関しては、理屈は理解できるが、(既に現実的には現倫理憲章すら守られていないし、そもそも倫理憲章に賛同していない企業がさらに有利になる状況では)ほとんど、良い影響はもたらさないと思う。


…ということを、言いたいだけ言っていても何も変わらないので、動く。いま、改めて「キャリア・就職・採用に関する課題認識と解決の方向性」を、多様な関係者で議論し、それぞれが何ができるかを考えるための一助となるセミナーを企画中です。


夜は、東横沿線に住む、キャリア・就職支援領域で独立して働いている、20代~30代の集まり『東横倶楽部』。同年代のビジネス発展の話は、生々しく勉強になるし、刺激になる。

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