2011年4月27日水曜日

あなたと会社

4/26、火曜日。

午前中、「女性が働きやすい会社ランキング」などの常連企業に訪問。ワークライフバランスの話などで盛り上がる。

個人の生き方は、そのときそのときのステージがあり、事情があり、当然、ワークライフバランスを考慮した働き方を選択できる企業は素晴らしい。だが、個人の集合体である企業は、市場で常に競争していて、敗れれば、「ワーク、ワーク、ワーク」するしかなくなるのである。「その時は転職して違う会社を見つければいい」かというと、日頃そういう心持で仕事をしている人には大事な仕事は任されず、実力もつかず、会社からも必要とされず、転職先もみつからず、迷子になっていく人が多い気がする。

そりゃそうだよね。そんな人に大事な仕事を任せられないし、採用したくない。

同社も「ワークライフバランスは会社が与えてくれるものじゃない、ということを学生にも分かってほしいんですよね」と言っていた。

あなたの人生は会社のためだけにあるわけではないが、会社もあなたのためだけにあるわけじゃない。

昔から言っている私の言葉だとこういうことになるのだが、そういうわきまえというか、バランスの問題だと思う。


夕方まで時間があったので、近くのマックで仕事。捗る。

全席禁煙だったので、隣のゲーセンに休憩がてらタバコを吸いに行くと、あれま、今のゲーセンってこんなにキレイなのね。驚いた。小5のときに初めて友だちとゲーセンに行き、中学生に絡まれたことを思い出す。友だちのお兄ちゃんが知り合いだったからかつあげされなかったけど。うーん、何だか昭和の思い出。


某大学から仕事依頼。大学発行誌(学生と親御さんに送付。発行部数は数万部!)の誌面対談企画で、キャリア・就職をテーマにし、大学キャリアセンターの皆さんと人事担当者複数名で座談会をするそうなのだが、話が噛み合うように、ファシリテーターとして入ってほしいという依頼。くー、嬉しい。ファシリテーターとして認知され始めたことも、こうしてどんどん仕事をくださることも。感謝。


夕方、選考真っ最中にも関わらず、忙しい合間をぬって時間をくださった某社を訪問。

「男女問わず、グループディスカッションが今ひとつ。真剣味がないというか、みんな仲良くお話して帰って行く感じ」との声。確かにGDは「グループみんなで通過しよう」という気持ちは大事なのだが(実際、私もGD講師を依頼された際にはそうアドバイスしている)、あくまで選考であり、自分の意見や考えるプロセスを人事担当者に評価してもらわないことには始まらない。「○○さんの言ってることは分かります。私は△△と思うのですが、どうですか?」って。

商談は実質10分。複数大学のキャリアサポートセミナーに参加して頂くことが決定。早い。感謝。


4月も残り2営業日。6月決算に向けて、1期目の受注と売上見込みはだいぶ見えた(大好き会社の社長は「社長は2年後までの決算は見えている。今、がんばるのは、その先のため」と言っていたが、私はまだまだまだその段階ではない)。

人を採用して組織にするのか。
一人株式会社のままで外部パートナーを探し、協業を強めるのか。

いずれにせよ、2期目は、1期目の3倍の売上目標でいく。組織は戦略に従わせるべきだと考えているので、その戦略をじっくりとGWに考えようと思う。

……なーんて言っておいて、来期、仕事が全然なくなっちゃったりして。いやいや、仕事は創るもの。創ろう。

2011年4月26日火曜日

ちっちゃいおっさん

4/25、月曜日。

今週は平日が4日しかないので(会社員時代に比べて「4日『しか』ない…」の焦り感は今の方が強い)、7時からガンガン仕事。

先週金曜日にメール提案していた企業に7時過ぎにメールをしたら、7時15分には返信が来て、7時30分に見積書と申込書を送付し、7時45分には申込書をFAXで頂く。うーん、何とも幸先のいい1週間。感謝。

午前中、商談。
企業が成長すると新卒者採用のやり方も変わるわけだけど、昨年までは新卒者紹介、今年からは就職ナビ掲載、そして今後は大学とのパイプづくり。同社のお役に立てるかな。大学(特に研究室)とのパイプづくりは詰まるところ、営業活動なので、定期的に足を運んで地道に関係を築いていくしかない。

午後、某社説明会ファシリテーション。
12卒者向け全18回のラスト。Kさん、Mさん、そして同社の皆さん、ありがとうございました。たくさん学びがありました。

そうそう、説明会開始前にトイレに行こうとしたら、真っ赤なTシャツを着た、ちっちゃいおっさんが走って先にトイレに入っていった。一緒に走ってきた若い人はトイレの外で待っている。変な人たちだと嫌だなぁと思いながら入って行くと、ちっちゃいおっさんがすごい勢いで歯を磨いて顔を洗っている。うわ、恐、と思って鏡をみたら、昔から大好きなお笑い芸人さんだった。驚いて、ちょっと迷ったけど、「お仕事中すみません。昔から好きで、中学生の頃はオールナイトニッポン毎週聞いてました」とだけ伝えた。「そうですか、どうもありがとうございます」とちゃんと返してくれた。初めて生でみたちっちゃいおっさん、仕事バリバリ系の人特有のオーラが出まくっていたな。そっか、外に立ってたのはマネージャーさんか。

夜、珍しく21時頃までデスクワーク。結構溜まってしまっている。
走ろう。

2011年4月25日月曜日

早稲田大学「キャリアサポートセミナー『仕事を知る』シリーズ」

4/22、金曜日。

社内で諸々仕事をした後、夕方、早稲田大学へ。

早稲田駅を降りると、ものすごい学生の数。
あれ、早稲田って今年は、GW明けから講義開始じゃなかったっけ?と訝しく思いながら構内に入ると、なるほど、今日は学校公認の部活・サークル勧誘日だったらしく、いたるところで新入生に声をかけたり、人目を引くパフォーマンスをしたりしている。セミナーで何度も足を運んでいる大学ではあるが、こんなに学生がいるんだって笑えた。ホントに歩けないくらいだったから。

元気じゃん、ニッポンの学生。

そんなことを確認する。

会場が分からず、男子学生に「国際会議場ってどこですか?」と聞いたのだが、「分かりません」との答え。とその後ろで聞いていた、別グループの女子が「国際会議場なら、こうこうこうです」と教えてくれた。

素敵じゃん、早稲女。

国際会議場に何をしに行ったかというと、早稲田大学キャリアセンターと、ジョブウェブさんが共催している「キャリアサポートセミナー『生き方を考える』シリーズ」の見学。詳細は佐藤社長のブログに書いているので、早大生はぜひ。 →佐藤社長のブログ

私は同「キャリアサポートセミナー」の『仕事を知る』シリーズを企画運営させて頂くのだが、そうそう、こちらも第一弾のチラシが完成したので、貼っておく。早大生、ぜひお越しください。
→早稲田大学キャリアセンター×i4「キャリアサポートセミナー『仕事を知る』シリーズ」チラシ


で、本日の『生き方を考えるシリーズ』は、ジョブウェブ佐藤社長がコーディネーターで、ゲストが神田敏晶氏と津田大介氏。テーマは「大学時代にインターネットをいかに活用するか」。

……いやぁ、良かったなぁ。

・3倍の価格設定
・お金は社会の神様の評価
・寝るときは死ぬとき、起きるときは生まれたとき
・人間に生まれただけで超エリート。だからこそ、人間に生まれた意味、日本という国に生まれた意味を自分に問う
・インターネットの大きな価値の一つは、いきあたりばったりでも生きやすくなったこと

等々、久しぶりに興奮しながらノートにメモ取り。

お二方の話を聞くのは初めてだったのだが、特に津田さんの話を聞いていて、坂口安吾の堕落論の生き方を実践している人じゃないかと思ったり(学生時代のダメダメ具合とそこで見つけた考えを聞いていると)。

楽しかった。

いい大人だな、と思ったのは、お二方とも、社会をこうしたいというベクトルをもっているし、終了後「飲みに行きたい人、この後いきましょう」って学生と時間を共に過ごそうと思う温かさ。良かったね、早大生。

夜、飲む。
理由はわかってるんだけど、良くない酔い方。
来週は平日が4日しかない。無駄なくいこう。

2011年4月22日金曜日

就職情報産業も歴史の分岐点

4/21、木曜日。

午前中、立教大学を訪問。打合せ。
今年、いろいろな大学で仕事をさせて頂くが、そもそもは起業直後に「伊藤さんファシリテートの企画を新会社で実施してほしい」と立教大学さんからのご依頼がなければ、今の状況はなかった。感謝してもしきれない。お役に立つ。

過ごしやすい天気。ほのぼのする。

午後、いったん社に帰り、あれこれしていると、「何とか仕事をしたい(真正面から学生と向き合っているからこそ、学生に本音を語る弊社と大学の共催セミナーに出てもらいたい)」と思っている企業から電話が来る。参加してくれるとのお返事。めちゃくちゃ嬉しい。

複数大学からのセミナー実施依頼は、起業1年目にしては順調すぎるほど順調に決まったのだが、震災による選考スケジュール変更等により、実はここ2週間ほど、夏期休暇前セミナーの企業誘致(営業活動)に不安を抱えていた。「趣旨は分かるし、参加したいが、その頃は選考のピーク期なんです…」そんな結論が多かった。だが、この企業を含め、昨日今日で複数社から参加決定をしていただき、腹の底にあった何とも言えない重たさが軽くなった。いくぞいくぞ。

夕方、某就職情報会社へ。弊社商品を一部、扱って頂くので、コンサルタント(営業)の方向け勉強会なのだ。顔合せと企画説明。

と、その会社へ行く道すがら、前職時代にパートナーを組んでいた企業の方と偶然出会う。その方も独立したと聞いていたので(世間は狭い)、立ち話であれこれ。先方は起業してちょうど丸1年が経ったほどなのに、資料を見ると、既に取引先が100社、それも大手企業がずらりと並んでいる。彼は私よりも年下だったはず。いいね、こういうのが刺激になる。

就職情報会社の勉強会も無事に終了。もっと「なんじゃこいつ」みたいに斜に構えられるかと思っていたのだが(営業活動で忙しい合間、しかも夜に時間を頂き、弊社商品を扱ってください、ってな話なので)、どっこい、爽やかで温かい皆さんだった。頼もしい発言もあり、嬉しかった。よろしくお願いします。

それにしても、この会社の事業企画系の部長とも勉強会開始前に話していたのだが、就職情報会社各社の戦術がかなり多様化している。この1カ月で、就職情報会社やいわゆる人材系と言われる企業、10社ほどに情報交換で(部長・役員クラスと)お会いしているが、何て言うの、「業界全体の営業スケジュール感」がない感じ。13卒者採用のコンサルに既に入り始めている会社もあるし(その営業先企業からの要望も今までとは違う感じ)、12卒者向けサービスの営業活動をもう一度これから注力する会社もあるし、12卒者向け内定者企画に力を入れている会社もある。業界の地殻変動的には、いよいよ高校生DBを保有している大手予備校が、人材系企業とタッグを組んで「全学年対象のキャリア支援サービス」も始め出した。就職情報会社は大学生の(単なる)DBを保有している、ということにあまり意味がない状況になり始めているし、何より、例年の「プレサイト」の位置づけが変わる。「本サイト」のスケジュールも変わる。

各社と話をすると、皆、企業の採用支援、学生の就職支援に一生懸命である。真っ直ぐに価値貢献に向けて仕事をしている。数十年かけて築かれてきた「就職情報産業」が歴史の分岐点に立っていることを実感する。新たな在り方が生み出される前夜の混沌さという気がする。

「日本のキャリア支援や、就職・採用の在り方って、いいよね」
関係者の多くが、そう心から言う日も、意外と近いのかもしれない。

2011年4月21日木曜日

飲み過ぎたのは~おバカのせいよ~

4/20、水曜日。

午後、品川にある某社を訪問。この企業は「採用活動を通じて学生ときちんと向き合うこと。働くことの意義を考えるきっかけをつくりだすこと。それが企業としての社会貢献でもある」という考えを明確にもっており、実践もしている。だから大学内で展開していく弊社の取組みについても理解があり、話が早い。ぜひがっつりと仕事をさせていただきたいのだが、さてどうなるだろう。

大学向けの資料を作成したり、お問合せ頂いた企業の対応をしたり、某就職情報会社で開催する勉強会の準備をしたり、TELアポしたりしているうちに夜。飲みに行く。

先日、長いことお世話になっている年上の方から電話を頂き「仕事で悩みを抱えてる部下がいるから飲んであげてよ」と言われ「具体的なアドバイスはできないですけど、バカ話して一緒に盛り上がるくらいでよければ」とお答えし、3人で飲んだのだ。…その部下が女子だったからというのもあるけど。

ホント、自分はバカじゃないかと思うような、くだらない話をたくさんする。
先方は大企業の外資で、リアルにセクハラで訴えられてもおかしくないようなシモネタが、なぜか調子良く(?)、中2トークで盛り上がる。…盛り上がってくれたはずだ。うん、そう信じよう。「おもっしろい!」って言ってくれてたし。

それもこれも、場を設けた、世話になってるその年上の方が、いい年こいてバカだからいけないのだ。要職にもついてるくせに。

てなわけで、終電に女子を乗せた後、2人で繰り出す。
初めて入ったバーが正解で、閉店後、店長さんと一緒に3人で飲む。…ま、こちらも店長が女子だったからだけど。

私にとって、バカは褒め言葉である。
バカ万歳である。
バカはバカだから、何歳になっても青臭いのである。社会をこうしたいとか、臆面もなく言ってしまうのである。動いてしまうのである。そういうバカ同士で仕事や社会について語り合うのが至福なのである。

年上のバカが元気あることを確認できて、とても楽しい1日だった。

2011年4月20日水曜日

低学年時の過ごし方

4/19、火曜日。

学生向け総合ビジネスを展開している某社へ訪問。

お問合せをいただき伺ったのだが、夏から学生向け就職・キャリア関連事業を注力するにあたって、学生向けセミナー講師を探しているとのこと。講師の仕事は、ご依頼があれば受けることもあるが、あくまで「ファシリテーター(主にはパネルディスカッションの進行や、インタビュー)」が本業であることをお伝えする。まだまだ「就職・採用・キャリア関連の『ファシリテーター』と言えば伊藤」の足固めの時期。

その後、急いで某有名経済誌の本社へ。取材を受ける。

ある方の紹介で今日の取材に至ったのだが、「大学生、特に低学年は何をすべきなのか」という記事をまとめようとしていた編集長が、その方から「そういう内容であれば、大学内で、全学年対象のセミナーを企業を招いて展開している人がいますよ」と私を紹介してくださったのだ。感謝。

掲載されるとすればWEB記事なのだが、直前に電話がかかってきて「できればインタビュー記事にしたいので、写真撮影もいいですか?」と言われ、カメラマン立ち会いでの取材。「薄い顔ですみません」とか軽口を叩きながら取材開始。

1時間30分近く、素直に考えていることをお伝えしたのだが……
うーん、つまんないな、私の意見。インタビューすることが多い立場の私からしても、相手が自分だったとしたら、「見出しに使えるようなエッジのたった言葉を引き出したい」って思うかも。編集長、書きづらくてすみません。

あれやこれや話したのだが、要点は

・充実した学生生活が大事
・充実とは、自分で考え決めた目的と目標、そして行動があり、それを(失敗しても)やりきること。目標は客観的に評価できる数値化されたものが良い。PDCAをまわすクセづくりもできる。
・それがあれば、学業でも、部活サークルでも、アルバイトでも、「何を」頑張るかは何でもいい。数値化できず矛盾するので言いづらいが、恋愛でもいい。
・そういう学生生活を過ごそうという動機づけや、きっかけづくりとして、社会人が普段している「リアルな仕事」を知ったり体験したりする機会や、社会人が「働くこと」についてどう考えているかを知ることは重要。
・○○業界に就職したい、○○社に入社したい、という類の「目的」は就活を始めてからでよくて、学業や部活サークルやアルバイトなど、所属している組織、おかれている立場での「数値化できる目標」を設定し、行動し、(失敗し、)改善する日々を過ごすことこそが、結果的に就活もうまくいくのではないか。
・就活のために頑張る、就活を頑張る、のではなく、大学生と言う名の通り、大きく学んで生きる4年間にしてほしい。
・将来のこと、友人との関係、恋愛、諸々をじっくり悩んでほしい。学生だからこそ、思うのではなく、考えるのでもなく、答えがないものに対して悩んでほしい。

……うん、記事にまとめてもつまらない。つまらないが、本音である。

記事になるのか、なるのであれば編集長がどのようにまとめてくださるのか、楽しみである。のほほんと待とう。

2011年4月19日火曜日

30代の独立者たち

4/18、月曜日。

就活・採活コンサルタントの方と顔合せ。聞き上手だからつい、初対面の方に言う必要がない(月曜の午前中には不適切な)ことまでペラペラ話してしてしまった。下ネタとか。真面目なところでは「モチベーションの源泉って何ですか?」と聞かれ、すぐには出てこなかったのだが、いま改めて考えてみると、張りのある日々、というのが一番近いのかもしれない。おもしろい毎日、でもいい。

そう、変化が好きだ。うまくいかないことがあると、次善の策を考えなくてはいけなくて、それを楽しむ自分がいる。「当たり障りのない安定した生活を過ごしたい」という発想だと(そして社会人になってからそういう環境で一定時間を過ごしてしまうと)このモチベーション源泉は生まれないと思うが、それは人それぞれで当然良くて、私はこうして会社をつくって動いているのも、考えてみれば、自然の成り行きだったのかもしれない。

この方もそうだが、会社を創ってから、30代で独立している人たちとの繋がりが増えた。いいね、同世代の独立者たち。みなユニーク。「これからは大組織の時代ではなく、プロである個々人がプロジェクトごとに繋がって仕事を進める」という発想も近いかな。もちろんビジネスの種類次第だけど。

午後、某社の説明会ファシリテーター。

「4月に新入社員が入ってきて、2年目社員の顔がいきなり変わったんですよ。『え、お前そんなに仕事できたんだ』って驚くくらい、2年目がしっかりし始めた(笑)」

新卒採用のメリットのひとつ。受入社員側の意識と行動が変わる。成長する。
うーん、やっぱり組織もいいなぁ。切磋琢磨し合える環境、目指すべき身近な先輩の存在、大勢が関わるから成し遂げられるひとつのビジネス。うん。

そう言えば、週末にお会いしていた、急成長した企業の部長から聞いた子会社構想が興味深かった。この企業は、10年強で数百名規模にまでなった会社。曰く「うちの場合は、100名が組織としてのひとつの分岐点。若手の成長や、起業意欲の刺激を考えて、当社自身を大きくするのではなく、子会社を増やす戦略をとる。100名の子会社を○○社」ぼんやりしか書けないけど、そういう話。「100名くらいまでだったら、誰が風邪をひいてるとか、誰が悩んでそうとか、すぐに分かるもんだよ」。確かにそういうものなのかもしれない。

さて、4月も気づけば後半戦に入り始めている。元気に行こう。

2011年4月18日月曜日

お気に入りの喫茶店をもう少し見つけたい

4/15、金曜日。

超大企業へ訪問。こういう企業の方が、弊社と大学との取り組みに参画してくださると、就職・採用・キャリアに関する流れが変わるかもしれないのだが…。うーむ。

ちょっと時間が空いたので、喫茶店で仕事。
コーヒーが美味しくて、端っこの席が確保できて、タバコも吸えて、原稿書き等の仕事が捗る。都内にいくつか、こういうお気に入りの喫茶店を見つけておきたいな。

午後、もう1社訪問。時間をいただけて感謝。

夕方、TELアポ。「特定学年対象の就職セミナーではなく、全学年対象のキャリアサポートセミナーを学内で実施」することに興味を持たない方は少ないのだが「とりあえず資料を頂けますか」が多い。たくさんメールを送った。

夜、飲む。

2011年4月15日金曜日

体力づくりしなくては

4/14、木曜日。

商談1社。初対面。かなりの応募数がある(はずの)人気企業なのだが、選考がGW明け以降にリスケになったため、スポットで空いたこのタイミングでアポをくださったのだ。今後に備えてお互い体力づくりしなくてはいけませんね、という話で盛り上がる。体力がないとできない仕事があるのだ。

夕方、昨日に引き続き大手企業TELアポ。18時ちょうどに1社からアポいただく。ふう。

先週末、友人夫妻&お子さんと一緒にお花見→一人でバーへ、という最高に飲み続けた一日を過ごしたので、今週夜は飲みに行かなかった。あっという間の一週間だった。来週は顧客説明会ファシリテーターの仕事もあるし、キャリアコンサルタントとの顔合せもある。取材もある。その前に、今週末は友人の結婚式があるので、気持ち良くお祝い&飲めるように、平日ラスト1日、張り切っていこう。

2011年4月14日木曜日

31歳、いろいろな呼ばれ方をするようになりました

4/13、水曜日。

午前中、総合エンタメ企業を訪問。商談。
以前ご訪問した際、TVに出ているミュージシャンの方が普通にロビーにいた。どこかで見た気がする(たぶん)モデルさんが普通にガラス越しに打合せしていた。そりゃそうだ、そういう方々のマネジメントも(該当部署の人たちの)仕事なわけで。アーティストのやる気と能力をいかに高めていくか。マネジメントの基本はどのジャンルでも同じ気がする。

午後、システム会社を訪問。商談。
「思いと取組みは賛同するけれど、企画は社内を通せない」見込み。仕方ない。「思いは共感しないけど、費用対効果が良さそうだから企画に参画」よりも、そういう方々の方が長くお付き合いさせて頂ける。長いお付き合いをしていれば、ふとしたタイミングで仕事のご依頼をいただくこともある。今回は残念だが、次いってみよう。

夕方、TELアポ。
なかなかこの時期に面識ない採用担当者にアポいただくのは大変。でも、取組みを大きなうねりにするためには、まだまだ存在を知っていただかなくてはならない。特に大手企業。大手が動けば全体が動く。良し悪しではなく、そういう力学に抗わずにTELアポ。無愛想な対応されることもあるけれど(当然と言えば当然)、負けずにやり続ける。

TELアポしていると、時に「は?」みたいな対応をされることがある。講演のときは「先生」と呼ばれたりする(ファシリテーターではなく講演の依頼も増えてきた)。仕事メールの宛名が「社長殿」の場合もある。基本的に仕事の方から呼ばれるときは「さん」であるが、初対面の方からは氏名ではなく「社長は…」と言われることも多い。飲みに行くと、呼び捨てにされることがほとんど。「おい、伊藤」的な。古き良き友人は下の名で呼ぶ。31歳、いろいろな呼ばれ方をするようになりました。

夜、大手経済雑誌からの取材依頼メール。
もちろんお会いするが、事前に書いてくださった質問内容(とその企画構成背景)が、どうも私の意見と合わない気がする。ゆえに楽しみ。意見が異なるからこそ、話し合う必要がある。そう、取材を受ける、ではなく、話し合う、つもりでお会いしよう。

2011年4月13日水曜日

戦った人たちの言葉が胸に響く

4/12、火曜日。

2004年設立で、売上が既に9億円を超えている成長企業へ訪問。初めての訪問だったのだが、訪問前にブログをチェックしてくれていたようで「元気になりました?笑」と聞かれる。はい、絶好調です。商談中に地震。うーん、都内ですらこの感じ、日々、震度5や6といった余震が続く被災地の人たちの心身疲労はいかばかりか。私は絶好調で元気に仕事しよう。経済をまわそう。

夕方、もう1社訪問。世界で数万人の社員がいる外資系企業で、日本でも職種別採用を実施。話していて改めて思ったのだが、事業部別の選考だと、採用担当の方は「応募してもらう」「自社を説明する(説明会)」までが仕事で、面接には立ち会わないわけで、それって、寂しくは…ないか。最初からそのやり方なんだからね。職務。

夜、元々は仕事でお世話になっていた方で、今はプライベートで年に1,2度、顔を合わせる方から電話。会社を辞めたいと言っている部下の方に関するご相談。かと思ったら、まさか、その面談の最中だったようで、最初気づかずに失礼なことをぼんぼん言ってしまった。ごめんなさい。

そうそう、週末買った『世界を動かした21の演説』(クリス・アボット/英治出版)という本を、夜、1日1演説ずつ読んでいるのだが、いやぁ、皆、戦ってるね。犠牲があり、戦いがあり、今があるんだね。それを忘れてはいけない。驕ってはいけない。そんな当たり前のことを確認しながら読んでいる。

2011年4月12日火曜日

早々に仕事終了

4/11、月曜日。

お問合せ企業へ訪問。採用企業ではなく、就職・採用支援系ビジネスをしている企業。協業可能性と情報交換あれこれ。私は就職情報会社をつくろうとはしていないし、就職・採用総合支援企業を目指しているわけでもないが、何かと関わることが多くなりそうなこの業界の皆さんに存在を知って頂けることはありがたい。

各種対応しているうちに、あっという間に夜。体調も万全ではないので、早々に仕事終了。

2カ月で100名の仕事インタビュー

4/8、金曜日。

横浜国大で打合せ。決まっている夏期休暇前のセミナーに加え、秋以降のセミナー諸々について。

母校と仕事がたくさんできることは嬉しいのだが、このままでいくと、10月~11月がほぼ全て、どこかの大学で、パネルディスカッション(学生を前にした社会人公開インタビュー)をしていることになりそうだ。大丈夫か、と一瞬不安になるが、いやいや、ガツガツやっていこう。うん。スケジュール通りにいけば、その2カ月で100名~150名の方の仕事話をインタビューするのかな。それって日本でトップクラス量だと思うのだが、書籍化とか何か他にも活用できないだろうか。

午後、オフィスでTELアポ。
確かにお問合せは増えているが、まだまだ企業の方々に認知してもらわなくてはいけないし、提案したい企業がたくさん。

夜、楽しい飲み会。節電で街は暗かったけど、新橋は元気だった。新橋はそうでなくちゃね。

2011年4月8日金曜日

いつでも笑みを

4/7、木曜日。

午前中、お問合せ企業へ訪問。
10年近く採用の仕事をされているという人事部長から、全学年対象キャリアサポートセミナーについて「新しい取り組みですね。私事ですが、子どもが今年、大学に入学するので、参加するよう紹介しておきます」と言って頂く。子のことをもっとも考えている「親」という立場の人からこういう風に言って頂けることはとても嬉しい。

午後、こちらもお問合せ企業へ訪問。
初対面の方に、弊社は何をしようとしているのか、なぜそれをしようとしているのか、それが実現するとどうなるのか、などを説明すると、自分の考えや思いが改めて整理される。うん、いい感じ。

オフィスで事務仕事あれこれ。
初取引の企業から、会社の定款や履歴事項全部証明書等を求められいて、その準備とか。
就職情報会社からのお問合せ対応とか。
アポ調整とか。まだまだ企業へ訪問する。

某大学関係者から「新年度もよろしくお願いします」というメールとともに、構内で咲いたさくらの写真がメールで送られてくる。ホッとする。


Mr.Children「いつでも微笑みを」

夜、「ap bank fes 2005」のDVDを久しぶりに見る。ライブでもこの唄を歌っているのだが、じーんときたな。そして井上陽水はいつ見てもかっこいい。

2011年4月7日木曜日

ネガティブキャンペーン

4/6、水曜日。

午前中、お問合せ企業へ訪問。春らしい陽気がとても気持ち良い。
地元の桜も今週が見ごろだな。

午後「情報です」というメールをいただく。
就職関連事業をおこなう某社が、弊社の大学との取組みに対するネガティブキャンペーンをしているとのこと。ネガティブキャンペーンというかなんというか、というレベルなんだけど。すぐに仕事関係者から教えてもらえたのだ。

うん。設立1年目でそんな風に思われるところまできたか。よし。

何としても関係者に迷惑がかかることはないようにするが、その当の関係者らからのメールが嬉しかった。「それにしても、攻撃されるような会社になったということは、素晴らしいことです。芸能人がモノマネされて初めて一流というような心境です」とか。目立つことが目的ではないが、注目されているという点でむしろ勢いづく。ま、ネガティブキャンペーンだから喜んでもいられないんだけれど。

夜、飲み会。

中目黒だったのだが、すでに桜がとてもきれい。日中の不快なあれこれをさっぱり忘れ、アラサー男女で大はしゃぎ。解散後、行きしなに気になったバーへ。カウンターがいっぱいで、ソファ席で、ソファが気持ち良くて、つい寝てしまった。反省。マスターさん、ごめんなさい。

2011年4月6日水曜日

「就学意欲の向上を通した就業力の向上」

4/5、水曜日。

メールDM経由で、複数のお問合せをいただく。企業の採用担当者、大学キャリアセンター職員、キャリアコンサルタント…。アポ調整。感謝。

社会人1年目からずーっとお世話になっていて、1月18日に開催した就活関係者向けセミナー(「就職新氷河期時代に私たちができること、すべきこと」)にも出演してくださった、辻太一朗さんからメールがくる。

辻さんは「大学教育と就職活動のねじれを直し、大学生の就業力を向上させる会(略称DSS)」というNPOを設立されて(長い!)、「日本の大学生の『就学意欲』の向上を通した『就業力』の向上」に取り組まれている。

そのために
企業の採用時における大学時の成績の活用の促進
大学の就業力向上につながる講義内容の充実と評価の厳正化を求める

をしている。

1月のセミナー時も話に触れており、セミナー後も確か夜中2時くらいまでこの構想や取組みや考えや思いを聞いたりしていたのだが、本格的な調査と取組みに向けて、まずはこの数カ月の調査を公表されたというのだ。辻さんご本人が、早慶生、計165人に、一人1時間程度ずつ、大学の授業やゼミに関するヒアリングした内容である。

 ↓是非ご覧ください
 http://www.growth-i.com/dss/

「就学意欲の向上を通した就業力の向上」私は賛成である。

私が各大学と取り組ませて頂いている、全学年対象キャリアサポートセミナーなどで、興味があれば学年問わずに学内で社会人の仕事の話を聞くことができ、就職活動における選考時には大学成績も評価対象となる。そんな繋がりが私はしっくりくる。

2011年4月5日火曜日

大学共催・全学年対象「キャリアサポートセミナー」企画趣旨

4/4、月曜日。

ほぼ社内。

10年7月に起業して9カ月。詰め切れていなかった、1期残り3カ月の戦術を行動スケジュールまで落とし込んだあと、目標達成した際の自分ご褒美(インセンティブ)をあれやこれや考えて、にやにや。セルフマネジメント?取らぬ狸?ともかく、仕事するぞ。稼ぐことは、顧客への価値提供であり、稼ぐことは、税金を納めて社会貢献することである。お金だけが目的の事業は継続しないと思うが、お金がなければ事業が継続できないのも事実である。堂々と稼ぐ。価値を提供する。社会貢献する。

4/5に、某社経由で、企業の人事担当者約1万名にメールDMを送る。
全学年対象キャリアサポートセミナー(早稲田、横国、千葉、立教、中央)開催のお知らせである。アポください、という内容である。参加してください、という営業である。

メールDM経由でこのブログまでチェックしに来てくださった方向けに、ご訪問時にお渡ししている企画書の要点・サマリーを記載しておきます(つまり、アポください、という話なのです)。※大学関係者、就職情報会社、キャリアコンサルタント、メディアの方など、どなたからのご連絡も歓迎です。


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大学共催・全学年対象「キャリアサポートセミナー」ご提案書
~学生・大学・企業(社会人)の有機的な繋がりを目指して~
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1.就職・採用・キャリアに関する主要動向
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●未内定者数の増加、魅力人材の不足、海外人材(グローバル)採用の加速、就活が学業の妨げ論…
→いつしか「早期化是正」が優先解決課題に

●日本経団連方針:採用広報は3年(修1年)の12月以降、採用選考は4年(修2年)の4月以降、インターンは採用非直結原則・1dayは採用広報
●日本学術会議の文部科学省宛答申:早期化・長期化は是正されるべき、一方で企業を含めた「外の世界」を知る機会はむしろ早期から整備が必要
●大学の動き:経団連方針に配慮し特定学年対象の学内企業説明会は12月以降
●就職情報会社の動き:経団連や大学に配慮し、ナビオープン・合説開始は1~2カ月後ろ倒し

●i4 の問題意識
単なる「早期化是正」は就職問題の本質的な解決になるのか?
むしろ「就業観の形成」に支障をきたし、「B to B企業や中小企業との出会い」を減少させ、「WEBや書籍に振り回される、テクニック重視・ウワサ重視の就活」を加速させるなど、深刻なミスマッチを一層、生み出してしまうのではないか?

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2.i4 ×大学の取組み
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●全学年対象・「仕事(職種)」を軸にした社会人の本音を知る「キャリアサポートセミナー」を充実させる

↓『キャリアサポートセミナー』…仕事を知る、働くことに関する社会人の本音を知る、これからの自分の学生生活を考えるきっかけをつくる
↓気付きと学び…×早期からの就活対策 ○充実した学生生活(目的・目標・行動ある学生生活)を過ごすことが大事
(↓長期休暇を活用)
↓動機づけ、就職率向上…腰を据えた(真剣な)学業等への取組み、自ら考え行動する学生生活、(必要時期に)地に足のついたイメージ重視ではない就職活動

●社会人の話を早期に聞くことが、充実した(目的・目標・行動ある)学生生活を過ごすきっかけになり、結果として魅力的な人材へと成長する
●社会人の話を早期に聞くことは、就活の早期化を助長するものではなく、就活そのものが大事ではないという気付きにより、むしろ早期化是正につながる
●本人が意図せず「選考」に巻き込まれないための配慮は最大限におこなう

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3.2011年、実施決定校
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●早稲田大学:キャリアセンター共催「キャリアサポートセミナー『仕事を知る』シリーズ」、5月~7月、全4回

●横浜国立大学:キャリア教育推進部・学務部学生支援課・工学府共催「仕事研究セミナー」、6月~7月、全4回(※全学部向けに追加4回予定)

●千葉大学:学生部就職支援課共催「仕事研究セミナー」、7月~11月、全5回

●立教大学:キャリアセンター共催「仕事研究セミナー」、7月~11月、全8回

●中央大学:キャリアセンター共催「職種研究会」、10月~11月、全4回

※日程・テーマ一覧はこちらをご覧ください


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4.セミナー概要
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[形式]各回「仕事(職種)」をテーマにした4社パネルディスカッション ※冒頭に3分間自社紹介あり

[時間]90分(1コマ)

[会場・時間帯]授業の妨げにならぬよう、学内にて、夕方~夜に実施

[参加者]3分間自社紹介:採用担当者、パネルディスカッション:テーマ職種従事者、が一般的 ※パネルディスカッション出演者は、実施大学OBOGであることが望ましい(親和性)

[進行]ファシリテーターは、i4・伊藤

[企業資料配布]可。仕事理解のために企業の全体像を理解することは不可欠、という考えのため。

[エントリーカード(個人情報)収集]無。意図せず選考に巻き込まれることを防ぐ、という考えのため。但し、一部大学では、「仕事・インターン・就職情報を得やすくなる」という観点の大学要望により、エントリーカード配布(企業受付、学生提出、ともに任意)。

[告知]学内キャリア(就職)ガイダンスでのチラシ配布、学内ポスター掲示、大学ポータルサイトなど

[パネルディスカッション質問項目(例)]自己紹介/仕事内容/仕事の大変さ・難しさ/仕事のやりがい・喜び/その職種に求められる力/他の職種と比べての魅力/学生応援メッセージなど(仕事の大変さや厳しさなども率直にインタビュー。テーマによって変更します)

※各回4社のお申込先着順で〆切
※企画書では、以降、企業決定状況や参考資料や弊社概要。本ブログではカット。

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10年間、就職・採用・キャリアに関する領域で仕事をしてきて確信しているのだが、採用担当者の皆さんは、学生一人ひとりの良い就職を望んでいる。自社とは合わなくて不採用にしても、彼ら彼女らが自分に合った会社を見つけ、社会に羽ばたいていくことを、それこそ本当にお祈りしている。

いま、特定学年の就職・採用の在り方に関する議論で導かれ、全体が進もうとしている方向は、その学生応援の「気持ち」を「行動」にうつせなくなるものである。

私は上述したような「全学年対象のキャリアサポート」という切り口から「学生、大学、企業の、キャリア・就職に関する新たな接続」の取組みを、大学の皆さんとともに始める。そこには企業の皆さん、社会人一人ひとりの皆さんの力が欠かせない。

ご連絡をお待ちしております。

→連絡先

2011年4月4日月曜日

日吉はいい街

4/1、金曜日。

夜、横浜国大の先生たちと飲む(割り勘←こういうことを書いておかないといけない時代)。

私は原則、仕事関係者とは仕事が決まる前には飲まない。本心で情報交換を望んでいていも、穿った見方をされるのも癪だし、自分自身、その後、何だかやりづらくなることもあるから。横浜国大の先生たちとは、2011年、いろいろと一緒にやらせて頂くことになっているので「では一献傾けながらざっくばらんに」という会を設けさせていただいたのだ。

早めに横浜に着いたので、久しぶりに西口の北口(モアーズのほう)をぶらぶらしてみると、居酒屋の数がすごい。10年前の学生の頃は、西口は西口でも、相鉄側のほうでばかり飲んでいたので(白木屋ビルとか)、こちら側にこんなにお店があるなんて知らなかった。興味惹かれるバーもあったな。また今度、横浜で飲むときは探索してみよう。

帰り道、もう一軒寄りたくなる。
だが、いつも立ち寄る地元のバーは今週お休みしていて(2店舗目を出すため、マスターも今週はそちらにかかりきり)、日吉で途中下車してみる。ふらふらと怪しげなバーに入る。

不思議なマスターがいて、後から常連さんが数人入ってきて、ひとりで飲んでいる新入社員がいて。ん?新入社員?聞いてみると、同期がおらず、会社で歓迎会をして頂いた後に「もう少し飲みたい」と思って立ち寄ったらしい。常連さんとともに「よし、飲め!」と言って飲ませる。

時間が過ぎ、「日吉はいい街ですねぇ」と酔っぱらっていると「小杉も元住吉もいいんでしょうけど、日吉もたまに遊びに来てくださいよぉ。今からもう一軒、紹介しますから」とお隣の常連さんのお申し出があり、二人で二軒目へ(この時点でかなり記憶がおぼろげ)。割と開放的なバーで、いろんな人と話す。「今日入籍した」という同じ年くらいの綺麗な女性が一人でいて「何でそんな日にここで飲んでるの?」という話から、あれやこれやと。人生いろいろ。

日吉はいい街だ。
問題は、お店の場所が全く記憶にないことである。

2011年4月1日金曜日

ようこそ、社会人へ

被災の関係で入社できなかった方がいる。亡くなった方もいるだろう。
改めてご冥福をお祈りし、お見舞いを申し上げます。

・・・・・・

数多くの学生の皆さんが、今日、4月1日に新たな道を歩み出す。

「価値提供され、お金を払う側」から「価値提供し、お金をもらう側」に生活重点がシフトするという意味での「社会人」となる。

私は大学卒業後、5名(同期含め9名)の会社に新卒入社した。終電か会社泊という仕事生活を数年間続け、仲間(同志)にもお客様にもパートナー会社の方にも恵まれつつも、その接続点である私の力不足で思いをビジネスにできず「申し訳ありません」と関係者に頭を下げてお詫びしたり、縁あって新聞に連載させて頂いたり講演したり、マネージャーとしての力不足で泣いたり、お酒で迷惑をかけたり(たくさん)、そして、30歳を機に退職、起業し、社会人10年目になった。メッセージを綴ってみようと思う。


・かっこよくいこう

表面のかっこ良さしかないなんて、かっこ悪い。私はそう思っている。
特に男。今の自分が考えている「プライド」なんて、他人からすると往々にしてすんごく邪魔なだけである。むかついても態度が悪くても、仕事ができる先輩に必死にくらいついてみよう。きっといつか、その方のプライドが分かる日が来る。それと、お酒を飲んだ翌日は、誰よりも先に出社、ご馳走して頂いた場合には朝イチでお礼。そういうところをしっかりしよう。

・きびしくいこう

相手に厳しく自分に優しい、は論外で、自分に厳しいうえで相手にも厳しくできるか、だと思う。たとえば同期が「ま、いいじゃん」とかなんとか言って、マナー違反をしていたとする。そこで注意できるか、という話である。但し、人を責めずに、人の思考、言動、行動を責めるように、念のため。

・くよくよしない

しても何も生まれない。寝たら忘れよう。1年目の仕事の失敗なんて、大したことない。怒られたら反省し、変えるべき思考と行動を学んだら、終了。

・けんきょにならない

謙虚になんてならなくていい。背伸びしよう。自分の意見を口に出し、実行しよう。否が応でも「結果がすべて」のビジネス世界の厳しさを知る日が来る。その前から、謙虚であること、可愛がられることを目的にする必要はない。企業は、企業を通じて世の中に価値提供するために存在している。先輩から、人事部から、目を付けられたっていい。ベクトルをきちんと、お客様に向け続けよう。

・これからを創ろう、これからを生きよう

日本はすごい国である。これっぽっちの小さな島国が、戦争に勝ち躍進し、戦争に負け価値変容し、それからたった40年後には「Japan as No1」と言われる経済大国になった。そしてそれを支えたのは、紛れもなく、一人ひとりである。明日を信じ、今日を生きた戦後日本の一人ひとりである。けれど、時代は変わった。時代は変わったし、日本への期待値も変わった。そして「予測不能な時代」と評されることも多いが、そんなの、昔からそうだと思う。想像だけれど、戦後と違うのは「明日は明るい」と思っていた人たちの数、熱量ではないだろうか。新しい時代が始まるという高揚感、ワクワク感ではないだろうか。そして、そんな明るい明日を信じ、創る先頭に立ち、生きていくのは、私たち若い世代である。これからを創ろう、これからを生きよう。

新入社員となった皆さんへのメッセージを「かきくけこ」で綴ってみた。

いつか皆さんの仕事論をインタビューする日が来ることを、楽しみにしています。

起業1年目、ラスト3カ月へ

3/31、木曜日。

終日、社内。

就職情報会社向けの企画書(契約書)作成。

弊社商品サービスの一部を、就職情報会社に扱って頂く。「就職情報会社」ゆえにできないが私にはできることがあり、「設立1年目、社員1名」ゆえに私はできないが就職情報会社にはできることがある。だからパートナーシップ。

…と考えて動いたら、思いのほか皆様から色好いお返事があり、4社からそのパートナシップ実行のお返事をいただいたのだが、「就職情報会社同士」は競合なので、営業バッティングが起こる可能性がある。「伊藤さんはどこかと特別なパートナーシップを組む予定はあるのですか」と聞かれたりもするから、考えも伝えなくてはいけない(ちなみに、ありません)。そういうわけで、ガイドラインを作成する。

某Webサイトに掲載する、自社に関する原稿執筆。

改めて「キャッチコピー」とか「特徴」とか問われると、あれやこれや浮かんできて、意外と時間がかかってしまう。そして未完成。ん、まずいな。

世間の多くは年度末である。
うちは6月決算だから、起業1年目の、3/4が終わったわけである。
半年前には「4月以降、仕事あるのかな…」なんて不安が頭をよぎったこともあったが、5月末からはセミナーがどんどん始まるし、営業活動も手を抜けない。2年目の展開についてもじっくり考えたいし、その前にお会いしておきたい人もいる。まずは3カ月の計画づくりをきっちりやろう。