2011年10月31日月曜日

10/28・立教大学「長く働ける企業」

10/28、金曜日。

全学年対象・キャリアサポートセミナー。立教大学の新座キャンパスで「長く働ける企業」。

立教大学さんでは、昨年の起業直後からセミナーを開催させて頂いているのだが、これは今年初のテーマ。単に離職率が低い企業を集めました、という話ではなく、「一生同じ会社で働き続けたい」という学生が増えるなかで、そのために企業は個人に対して何をしているのか、企業は個人に何を期待しているのか、を人事の皆さんにインタビュー。参加してくれたのは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、ニチイ学館、日本医療事務センター、ノバレーゼの4社。学生の参加者も、昨年を含め、新座キャンパスとしては過去最多だったかな。池袋キャンパスからわざわざ足を運んでくれた人も多数。

以下、参加企業の皆さんの発言一部(順不同、要約)。

(「長く働く」ための会社としての風土、制度)
・休みが取りやすい風土がある。有休とは別に、年に一度の連続休暇制度があり、実際に先輩社員たちのなかで有休と合わせて1ヶ月休む、という人も普通にいるので、きちんと休み、きちんと働く、という風土ができている。
・異動や転勤については、人事部長に対して直接提出できる自己申告制度がある。
・職場に徐々に保育所を設置し始めている。
・フレックスキャリア制度と、FA制度。結婚、出産後に復帰して働いている女性社員も多数。
・さらに自分を高めるために大学で研究し直したい、という理由で退職する人が定期的にいたので、数年前から、事業に関連する研究のための大学進学であれば会社で費用を負担し、修了後、職場に戻れる仕組みを整えている。
(「長く働く」ために個人に対しての期待)
・離職者は確かに少ないけれど、当社の信念を持ち続けてほしい。何のために、誰のために日々頑張るのか。この信念がぶれると、どれだけ会社が制度や風土を整えても、長続きしない。
・夢、目標をもって働くこと。それは働き始めてからでもいい。ただ漠然と会社に行き、漠然と仕事をするのではなく、夢、目標をもって働くこと。
・会社に寄りかかるのではなく、共に会社を発展させていくんだ!という気持ち。会社の愚痴をいうのではなく、だったら自分が、自分たちが、どのようにすればそれを変えていけるのか、という発想を大事にしてほしい。
・覚悟。働く覚悟。自ら考え、行動する、というのはどのビジネスパーソンでも求められることだと思うが、その根底には覚悟がないといけない。誰かの役に立ち、お金を稼ぐことは甘いことではない。辛いこともたくさんある。それでも踏ん張れる、覚悟をもてる会社、仕事と出会ってほしい。

・・・・・・

10/17から、平日10連続でセミナーだった。で、結局、10日ともお客さんらと飲みに行った(そのうち数回は一人お疲れさま会だけど)。ふむ。10日連続は社会人人生で初かも。

10/31からは3日連続で横浜国大。職種編が先日終わり、こんどは業界編。初回(10/31)は「マスコミ」編で、講談社、テレビ朝日、読売新聞社の3社にそれぞれ、業界の仕組みについてプレゼンしてもらい、後半は私からのインタビュー。学年問わず、社会構造の一端である“ビジネス”について興味がある年生に参加してもらいたい。16:30から、教育文化ホール。楽しみにしています。

・・・・・・

常見陽平さんの『就活の神さま』オススメ。私にしては珍しく一気読み。後半、泣きそうにもなりました。これから就活が始まる皆さんはもちろん、来春の就職に向けて頑張っている学生ともにぜひ。

2011年10月28日金曜日

10/27・千葉大学「知られざるNo1企業の仕事」

10/27、木曜日。

全学年対象キャリアサポートセミナー、本日は千葉大学で「知られざるNo1企業の仕事」。イシダ、千代田テクノル、理想科学工業、リンテックの4社にご参加いただき、No1領域とNo1になれた理由、課題、入社してからの仕事内容などをインタビュー。

アルバイトしてくれている工学部生に学内告知協力をしてもらっているからか、文系よりも理系のほうが参加人数が多くてびっくり。研究の忙しいなか来てくれた人を含め、皆さんに感謝。

以下、参加者の発言内容の一部(順不同、要約)。

・設備投資というよりも、法律の縛りがいろいろある業界なので、その意味での参入障壁が高い。
・社内に公募の提案制度がある。誰がどのような提案をしても良い。新しい研究テーマを提案する技術者もいるし、営業活動の改善提案をする人もいる。事業プランを出す人もいる。
・来訪者があった際、フロアの全員が立ち上がって挨拶するのは、社長の考えによるもの。「わざわざ自社に足を運んでくださった」ことへの感謝の気持ちを込め、おもてなしの心としてそうしている。
・主に文系社員に自社技術を理解してもらうために「技術に親しむ会」を定期開催。一方、技術者は技術者で専門知識を深めるために、社内勉強会もある。
・No1シェアではあるが、今の日本では頭打ち。これ以上の拡大は見込みづらい。当然、海外展開の比重は高くなる(複数社)。
・お客様は病院や官公庁がメイン。いわゆる頭の良い人が多くて、要求レベルも高い。その要求を正しく理解するためにも、賢さは当社にとっては重要な要件。
・研究開発は、シミュレーションで終わらず必ず施策までおこなう。それは大変なこと。それでも技術者は、営業マンやお客様に褒められたときに大きな喜びがある。それがやりがい。
(学生への応援メッセージ)
・若さとは元気の良さ。元気よく頑張ってください。
・充実した学生生活こそ大切。何ひとつ、ムダな経験なんてない。充実した学生生活を。
・身近な人に対する感謝の気持ち、それを忘れないでください。
・今のうちに多くの会社、仕事をみてみてください。昨今メンタルで働けなくなる人が多く、それぞれの方に事情はあるのだろうけれど、正直なところ「そんなに会社や仕事や働き方が合わないのなら、やめちゃえばいいのに」と思うことがある。でも、社会人になってからは他の会社や仕事のことを知る機会はあまりないため、どうしてもその状況の際に視野が狭くなりがち。就活のためだけではなく、もしかしたらあるかもしれない自分のキャリアチェンジのためにも、今の期間を有効活用してください。


そうそう、冒頭に書いたように、理系の方が多かったのだが、研究室に戻るために(理系は夜まで勉強しているのだ)途中退出をした方が何人かいた。そのうちの一人が、退出時、ドアの前できちんと壇上のほうへ一礼していった。うーん、私は君を応援する!

明日は、立教大学の新座キャンパスで「長く働ける企業」。離職率が低い企業ばかり、ということではなくて(実際に低い企業もいるけれど)、「一生同じ会社で働きたい」と望む学生が多くなっている今、そのためにはどのような企業選びや入社後の働き方が求められるのか、人事担当者の皆さんのパネルディスカッション。18時30分からN421教室。立教生の皆さん、お待ちしています。

2011年10月27日木曜日

10/26・中央大学「営業の仕事(BtoC)」

10/26、水曜日。全学年対象キャリアサポートセミナー、本日は中央大学で「営業の仕事(BtoC)」。

「BtoC企業」と括られるけれど、その企業での営業の仕事は、果たして個人向け営業なのか?意外と知られていない営業の実態をインタビューさせていただいた。

元々の学生数が多いからというのもあるけれど、前回に続き、たくさんの方が来てくださって良かった。アンケートを読むと、営業のイメージが変わったという声も多い。それと、見学に来られたキャリアセンターの方からも終了後すぐに「この企画はいいですね!」と言って頂いた。学生、大学、企業、3方良しだと私も大変嬉しい。仕事っていいなぁ、うん。

参加企業は、KOSE、野村不動産、ファミリーマート、森永乳業の4社。以下、発言の一部(順不同、要約)。

・お客様に直接「販売」するスタッフの皆さんとコミュニケーションを取り、販売をサポートするのが営業の仕事。最終的にお金を払い、買ってくださるお客様を向いているという点は、営業も販売も一緒。
・営業の仕事をしていて大切にしているのは、マメさ。「そこまでやるか」と言われるくらい、マメにやる。信頼関係は時間がつくるのではなく、ひとつひとつのマメさ、誠実さがつくる。
・営業、というと自社商品を何とか買ってもらおうとするというイメージが強いかもしれないが、そうではなくて、お客様のビジネスがうまくいくよう考え、最善を提案する。コンサルの要素が多い仕事。
・相手が何を求めているかを考える。営業は1社でも多く商談することが大切と言われることが多いが、私の場合は1日1商談、と決めている。それは、きちんと考えて提案をまとめ、その1商談に集中したいから。
・いわゆる「ノルマ」と言われる営業目標金額は、チーム単位。皆で達成する。
・細かく行動予定は縛られていない。1日の動き方も自分とチームで決める。
・人と人とのつながりこそ、営業の喜び。
・お客様からの「ありがとう」ももちろんだけれど、自社製品を友人や親せきなど身近な人から「あれいいよね」と言われると、本当に嬉しい。
・営業は会社組織のなかで唯一、直接利益を稼げる仕事。直接的には、営業が全社員の給料を稼いでいる。
(私からの挙手質問)
・「聞く力と話す力、どちらが大事?」→聞く力3名、話す力1名
・「また社会人1年目からやり直すとしても、営業職に就きたい?」→就きたい4名
・「お客様は理不尽?」→そう思う2名、そうは思わない2名
(学生からの質問「どうして異動、転勤を行うのですか?」
・個人の成長と組織活性化のため。環境変化の中で人は成長する。

中央大学の次回は、11/8「営業の仕事(BtoB)」。今回とはまた違う営業の話が聞けるので、ぜひ。


明日は、千葉大学「知られざるNo1企業の仕事」。16時30分から、教育学部2号館の大講義室。千葉大生の皆さん、お待ちしています。

2011年10月26日水曜日

10/25・横浜国立大学「経営の仕事」

10/25、火曜日。

全学年対象キャリアサポートセミナー、本日は横浜国立大学で「経営の仕事」。

横浜国立大学では10月以降、『仕事研究セミナー:職種編』として、企画、営業、総務人事、と開催してきたが、今回が職種編の最終回(10/31からは“業界編”が怒涛の9回)。「経営」に関する仕事をしている方々にインタビュー。取締役(経営陣)、経営者、店長(店舗経営)、経営コンサルタント、それぞれの方に仕事のこと、大切にしている価値観などを伺った。

参加してくれたのは、アイスタイル、ジョブウェブ、日本ケンタッキー・フライド・チキン、船井総研の4社。

以下、参加者の方の発言の一部(順不同、要約)。

・金融機関など、外部の方のも入れると、会議は1日に10本くらい。管理系の責任者なので、お金の側面から、会社の利益をいかに生み出すか、がミッション。但し、取締役だから「そこは自分の領域ではない」と線をひかず、積極的に全社のことに関わる。
・経営者の仕事は、社員にきちんと給料を払うために「なんとかかんとかどうにかする」こと。利益を生み出していれば極論、毎日ゴルフをしていようが構わない。また、お金の使い道を決めることも経営者の仕事としては多い。
・どの仕事でもそうだと思うが、大切なのは誠実さ。
・店長は、1店舗の経営者そのもの。経営資源と言われる、ヒト、モノ、カネ、情報、を自分で管理し、実行する。
・少なくとも自分の経験では、経営コンサルタントの仕事は最初の2年くらいなんて面白いことは何もない。腹を括って商売をしている経営者から頼られ、売上を伸ばすことは、そんなに簡単なことじゃない。自分で稼げる力のない人が、人様の利益を増やせるわけがない。土日ももちろん働いて、週3日くらい徹夜して、それくらい必死に数年働いて、やっと、経営者の役に立てるレベルになる。
・チームメンバー一人ひとりに目標があるように、当然、経営陣も目標がある。約束している相手は株主。
・大きな判断や、不測の事態の判断も全て最後は経営者。リーマンショックのときもそうだったが、今年も、震災後に仕事のキャンセルが相次いだり、社員を出社させるべきか悩んだり、そういうことも仕事。
・自分がコンサルタントだった頃、「ロジック半分、ヒューマン半分」だと意識して働いていたが、経営陣の今は「ロジック2割、ヒューマン8割」の意識。
・妄想力が大事。思えないことは叶わない。
・(「生きることにおける仕事の位置づけは?」との学生質問に対して)仕事=生きること、そのものだと思う。
・まずは今、所属しているサークル、アルバイトに全力で取り組んでほしい。そして、成長し続ける就活にしてほしい。
・私は「自分がお金を払ってでも入りたい会社」に入ると決めていた。それが今の会社。短所を直すために人の3倍努力しても普通にしかならないが、長所を3倍努力すれば一流になる。長所を伸ばしてください。


うーん、もっともっと書きたいことがあるし、その本意が伝わりにくいけれど大切な言葉もあるのだけれど、それは参加してくれた人たちのものということで。

私自身、とても勉強になる回だった。

明日(10/26)は中央大学「営業の仕事(BtoC)」。16時40分~18時10分・9号館。「BtoC」企業における「営業職」についてインタビュー。中大生の皆さん、ぜひ。

2011年10月25日火曜日

10/24・立教大学「知られざるNo1企業」 そして立教生の聞く姿勢が素晴らしい

10/24、月曜日。全学年対象・キャリアサポートセミナー、本日は立教大学で「知られざるNo1企業」。

学生の皆さんで知っている人は少ないだろうけれど、特定領域で「No1」をもつ企業の皆さんに、どうして競合他社がいるなかでNo1になれたのか、入社するとどのような仕事があるのか、などをインタビュー。

実は昨年も、同テーマで同時期に開催したのだが、そのときの倍以上となる350名以上の学生が参加してくれた。たくさんの人が参加してくれたことはもちろん嬉しいが、学生アンケートで「大企業以外に目を向けてみようと思った」「世の中には自分が知らないけれど優れた企業が多い、と実感できた」など、特に3年生・修1年生にとっては12月以降の企業探しの役に立てたようで良かった。

参加してくれたのは、アイア、エイケア・システムズ、理想科学工業、リンテックの4社。

以下、参加者の発言の一部(順不同。要約)

・技術力と挑戦する風土によって、No1になれた。そのうえで、日本の冠たる企業が顧客となってくれたことで、信頼を得ることができた。
・元々、会社として「世界に類のないものをつくる」という開発コンセプトがある。だから出す製品はすべてNo1ばかり。また、これまでリリースした製品で、いわゆる「大コケ」したものがない。一方で、営業面が苦しいとき、営業スタッフは「新製品を出せば売れるのだから、新製品を早くリリースしてほしい」と思ってしまいがちだが、それはクオリティを下げるから危険。
・No1はあくまで今の時点の話。永遠にNo1なんてことはあり得ない。その危機感をもって取り組めるか。
・グローバル化に伴い、市場の商品・製品サイクルは本当に早い。一人あたり生産性を高め、サイクルについていかないと、という危機感は今もある。
・以前は3万人の会社に勤めており、社長の顔なんて何回見たことあるっけ、という世界だったが、今のベンチャーに転職し、社長も役員も「共に働いている」という感が強い。実際に話しかけにいける距離にいる。トップと直接話ができるのは、ベンチャーの魅力のひとつ。
・企画の仕事は、自分で自分の仕事、チームの仕事を創造するのが大切な仕事。
・営業の仕事は、常に数字がついてまわるからもちろん大変。でも、営業ほど、自分の裁量で工夫できる仕事はないのではないか。私は営業をしていた頃、自分通信をお客様に発行したりしながら、信頼関係を築いていった。
・一般教養は社会に出てからも大切。論理的思考力も。そして仕事は一人でできるものではないから、他人の力を借りる力も必要になる。それがコミュニケーション能力。
・特にこれから就活を迎える学生の皆さんに伝えたいのは、焦らないこと、他人と比べないこと、一歩踏み出そうよ、ということ。働くって楽しいですよ。


昨日のブログで、大学を問わず「学生の聞く力が昨年よりも落ちている」と書いたけれど、立教生は昨年同様、聞く態度が素晴らしかった。これは立教生、誇りに思っていいと思う。そして負けるな、他大生!

セミナー後「今3年なのですが、昨年も出ていました」という学生が声をかけに来てくれたり、参加企業さんと食事に行ったり、月曜日から心の充実日。帰宅後にアンケート読了したのが1時。うーん、体調管理に気をつけないと。

明日(10/25)は、横浜国立大学「経営の仕事」。経営者、役員、経営コンサル、店舗経営者などに“経営”の仕事についてインタビュー。横国生、ぜひ。

2011年10月24日月曜日

10/21・中央大学「企画の仕事」 それから学生の「聞く力」に危惧

10/21、金曜日。

中央大学で初の大学共催・全学年対象キャリアセミナー「職種研究会」。テーマは「企画の仕事」。

もちろんキャリアセンターには何度か訪問したことがあるのだが、キャリセンはキャンパスに入ってすぐのところにあるので、キャンパス全体がこれほど広いとは知らなかった。大げさではなくキャリセンから徒歩10分かかる9号館がセミナー会場。「え、9号館でやるんですか?」と以前、中大卒者に打合せで言われたことがあったのだが、そう、キャパシティが2,000名以上の大ホール。初めて中をみて、ちょっと笑ってしまった。ほかの教室だと備品等諸々、心配な点があり、「であれば」ということで9号館になったのだ。

前の時間の授業終了が16:30、セミナー開始が16:40。

200名くらい来てくれることを望んでいたのだが、開始10分前になっても、人はパラパラ。焦っても仕方がないので、数十人だった場合の別プログラムを考えていたが、授業終了と共に多くの人が急いで来てくれたようで、結局、3年生・修士1年生を中心に、300名以上の方が参加してくれた。良かった。


参加企業は、イノベーション、サミー、テイクアンドギヴ・ニーズ、ユニリーバ・ジャパン。営業企画、商品企画、ブライダルプランナー、マーケター、それぞれの「仕事内容」と「仕事の大変さや喜び」をインタビューした。

以下、登壇者の方の発言内容の一部(順不同、要約)。

・お客様から課題を聞き出すためには、第一印象、知識、姿勢が大事。
・商品企画のプロジェクトリーダーとして大切にしているのは、メンバーに弱みを見せないこと。そして、企画という仕事の性格上、たくさんの人たちと関わるので、多様な人たちに想いを表現する言葉をもつこと。もちろん同じ思いを伝えたくても、言葉を使い分ける。
・「これをしたい」「あれをしたい」「予算はここまで」というお客様のご要望に対して、たとえば予算が最優先であれば、予算ラインを守ったうえで代案をいかに出せるか、気持ち良く受け入れてもらえるか、それが腕の見せ所。
・大切なのは、オーナーシップとビジョン。ひとつの商品を担当している以上、マーケターとしてその商品に誰よりもオーナーシップ、リーダーシップがないと話にならない。そして、その商品のビジョンを明確に持つこと。ビジョンなき商品に、人はついてこない。
・企画の仕事って、めちゃくちゃ泥臭い。やり方は自由だけれど、思いも力もないと、社内もお客様も誰も動いてくれない。泥臭く、汗臭く。
・企画をやっている人たちは、ちゃらちゃらしている人が多いかと思いきや、クソまじめ。ひとつのことにとことんこだわる。
・商品は我が子であると同時に、自分の鏡でもある。


・・・・・・

ところで、今週は平日5日間とも(来週もだけど)大学セミナーだったのだけれど、ひとつ気付いたことがある。

私が大学と共催しているのは、「全学年」対象セミナーだけれど、やはり就活を控えた3年生、修士1年生が8割以上になる。で、3年生、修士1年生ら2013卒予定者の皆さんの

「話を聞く力が弱い」

のだ。

大学を問わず、例年よりも

・前から自主的に座る学生が少ない
・相づち上手が少ない(相づち上手は壇上からすぐにわかるので、話し手はその人にむけて話をし、結局は相づち上手が得をする)
・ノートを取っている人が少ない

ように感じるのだ。

うーん、心配。倫理憲章のもらたす良し悪しはこれから、いろいろ出てくるだろうけど、少なくとも「話を聞く力」(これって社会人になってから最重要能力のひとつだと思うのだが)が身につくタイミングは後ろ倒しになっている気がしてならない。いや、全体的に「話を聞く力が弱くなっている」ことは、もっと根深い問題なのかな。


次週も5日連続で、大学セミナー。立教、横国、中央、千葉、立教。
体調に気をつけてビシッといこう。

2011年10月21日金曜日

10/20・横浜国立大学「総務・人事の仕事」

10/20、木曜日。

大学共催・全学年対象キャリアセミナー。本日も横浜国立大学。テーマは「総務・人事の仕事」。

参加企業は、アイア、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、日本鐵板、三菱電機ビルテクノサービスの4社。「総務・人事」の仕事インタビューの後、後半は、採用担当者の皆さんに学生への期待、就活ネタも伺った。

以下、登壇者の方の発言内容の一部(順不同、要約)。

・総務は各セクションの調整役。人事は「人」に関するあらゆること。たとえば、採用、教育、研修、異動、昇進昇級、労働組合対応など。
・想定外のことが起きたとき、全社としてどのように動くかを決め、実行するのも総務。たとえば3月11日の震災の際、災害対策本部を設置し、東北にある支社に物資を補給するための動きを決めて、といったことも行った。
・「何かあったらとりあえず総務か人事に聞いておけ」という安心を提供する部署。
・人事という「人」の仕事をしているからこそ、大切なのは公平性。
・そう、公平性と妥当性と納得性。これを担保する。
・「やってあたり前」の部署なので、管理部門は楽に見られがちなこともある。モチベーション維持が難しい。
・いろいろな人に出会えるのは仕事の喜びのひとつ。社外に出ることも多い。

<就活ネタ>
・知りたいのは「あなたは何をしてきたのか」。どうなりたいのか、ではない。事実を知りたい。
・ウソはばれる。答えられなくなるし、仮にばれずに入社しても、入社後、ずっとそのウソをつき通さなくてはいけなくなる。それはしんどい。
・細かい言葉遣いの間違いなどより、聞く姿勢が大事。
・やりたいことを明確にしておいてほしい。
・やりたいことは分からなくて当然。それは仕事をしてから徐々に見つかるもの。
・(学生から「OB訪問した際に学生時代に頑張ったことを聞かれ、サークルや留学やいろいろ自分としては頑張ってきたつもりなのだが、それが仕事にどう活かせるか分からず、うまく答えられなかったのですが…」という質問に対して)社会人側の質問を深読みしすぎ。聞かれたことに答えればよい。判断するのは相手であり、もっと聞きたいことがあればさらに質問するので、ストレートに返せば良い。


就活ネタは、人事担当者の皆さんによっても意見が異なるからおもしろい。正解なんてない、という(仕事をすればわかる)当たり前のことに気付く良い機会なのかも、就活。

明日(10/21)は初の中央大学。「企画の仕事」。楽しみ。

2011年10月20日木曜日

10/19・横浜国立大学「営業の仕事」

10/19、水曜日。

大学共催・全学年対象キャリアセミナー。本日は、横浜国立大学「営業の仕事」。

参加企業は、オービック、ノバルティス ファーマ、野村不動産、リンテックの4社。学生の皆さんも前々日に続き、多数参加してくれてよかった。

以下、登壇者の方の発言内容の一部(順不同、要約)。

・どの仕事もそうだが、大切なのはお客様との信頼関係。
・お客様と夢を語り合えるか。
・社名で呼ばれはじめ、個人の名前を呼んでもらえるようになり、頼られるようになって、最後に「仕事を一緒にして良かった」と直接、お客様から言ってもらえる喜び。
・どうしても、商品サービスに対するクレームが起こることがある。その際には、なによりもまず、直接会い、きちんと話を聞く。
・一番やってはいけないのは、ウソをつくこと。
・できあがった商品をもって、ただ売りにいくことなら誰でもできる。営業の仕事は、そのシステムを構築すること。
・ドラマなどで描かれるものとは違うが、コミュニケーションの潤滑油としての接待はある。ただ、接待でとれた仕事は所詮、接待で取りかえされる。
・お客様に対して、仕事に対して、誠実であること。誠実であれば、No を言うべきときには No を言う。
・目標達成しないからと言って、いわゆる罰則はない。けれど、真剣にやっていれば、本当に本当に悔しい。


明日(10/20)も横浜国立大学。テーマは「総務・人事の仕事」。

2011年10月19日水曜日

10/18・千葉大学「営業職の意気と苦悩」

10/18、火曜日。

大学共催・全学年対象キャリアサポートセミナー、本日は、千葉大学で「営業職の意気と苦悩」。

トーハン、ノバルティス ファーマ、野村不動産、森永乳業、4社の“営業パーソン”(または経験者)にお越し頂き、多くの学生にとってネガティブイメージが強い「営業」の仕事の実際、辛いこと、喜びなどをNGトーク無でインタビュー。

開始時に100名を超える学生の皆さんに「どちらかと言えば、営業職にネガティブイメージの方が強い人?」と聞いたら、ポジティブよりも多かった。うん、そうなんだよね、イメージは。他の職種よりも大変、というイメージが強い。「ノルマ」「ぺこぺこ」「押し売り、騙し売り」が学生のなかの「営業」の大変さとしてイメージされていることが多い。けれど配属可能性が高い職種でもあるし、偏ったイメージである場合が多い(というかほとんど)だから、ぜひ、(どの大学でも実施する)営業のテーマには是非、参加してもらいたいのだ。※ご参加頂いた皆さん、ありがとうございます。

以下、順不同で、参加者の方の発言より(要約)。

・お客様に時間を頂くのは大変。けれどそこで諦めたらゲームセット。
・一社でも多くの人と会う。何よりもそれが大事。
・一生懸命さ、というのは、相手に必ず伝わるもの。お客様は一生懸命の営業マンのことを、いつか必ず認めてくれる。
・数字に追われている、というよりも、目標を追っている、という感じ。
・イエスマンではいけない。確かにお客様はわがままだけど、何でもハイハイと聞いていたら、自社利益がなくなるだけ。つまり自社が潰れるだけ。
・私自身も2年かかったが、プライドを捨て、本気でお客様の役に立つために泥臭くやれば、道は拓ける。
・営業職の魅力は、人間としての幅を広げることができること。
・営業は会社のなかで唯一、利益を直接生み出せるポジション。会社からも大事にされるし、自分たちがみんなの給料を稼いできているんだ、という自負もある。

それと、パネラーの皆さんに挙手で「話す力と、聞く力、営業はどちらがより大事か?」と質問すると、4名ともに「聞く力」だった。これも学生の皆さんにとってはイメージギャップのひとつかも。


それにしても日々、働く皆さんの「仕事内容」と「思い、考え方」を聞けるのは私自身も楽しい。いい仕事だ。


明日(10/19)は、横浜国立大学で「営業の仕事」。

2011年10月18日火曜日

10/17・横浜国大「企画の仕事」

10/17、月曜日。

大学共催・全学年対象キャリアサポートセミナーシーズンに突入。

本日は、横浜国立大学で「企画の仕事」。

東京メトロ、ノバレーゼ、森永乳業、ユニリーバ・ジャパンの4社の「企画」に携わる皆さんへの公開インタビュー。学生も200名近く参加してくれて、アンケートの満足度も高かった。※ご参加頂いた皆さん、ありがとうございます。


憧れられやすい「企画」の仕事について、皆さん「泥臭さ」を前面に押し出して話してくださった。

・躊躇なく泥にまみれることができるか。泥まみれになって、なんとかかんとかひとつずつ企画を進めるのが現実。
・理屈は当然大事。けれど理屈だけでは人は動かない。物の言い方、態度が決め手になることもある。
・やりたいことが100個あったとして、調整を重ねるうちに、すべてはできなくなるかもしれない。けれど、そのなかの例えば10個、絶対に譲れないものを譲らないという企画者としての信念が最後は試される。
・あくまで企業活動しての商品企画。そもそも売れなくては話にならないし、同じ会社で頑張る人たちの給料もかかっている。責任は重い。
・社内外、本当に多くの人たちと関わる。だからこそ、その出会いの喜びもある。

そういう、飾った言葉ではない、本当のところをお話してくださった。感謝。


明日(10/18)は、千葉大学で「営業職」。
どんどんいこう。

2011年10月17日月曜日

喫茶店にいると人生いろいろ

10/14、金曜日。

打合せ1社。板橋。

会社設立直後からの取引先なのだが、セミナーやこうした打合せでお会いするたびに元気をくださる方。うん、こういう人と仕事が一緒にできることは幸せなこと。自分もそう思われるような人にならなくては。


午後、恵比寿の喫茶店で仕事。主に提案書作成。

3時間くらいいたのかな、その間にまぁ隣の席の人が何度か入れ替わるのだけれど、会話が耳に入ってくることもあるわけで。一組目は女性二人だったのだが、どうやら某スポーツクラブのインストラクターらしく、2chで自分の指導や外見がけなされてもう仕事に行きたくない、という相談。半泣き。うーん、喫茶店で周りに聞こえる声でその話をするのってどうなの、って思ったり。帰り際に隣に座ったのは、スーツを着た男性二人組。18時から「鬼軍曹の営業会議」があるらしく、その対策会議をしていた。いま17時なんだからまだ営業行ってたほうがいいんじゃない?って心のなかで突っ込みながら。「よし」という言葉とは逆に溜息をつきながらお店を出て行った。人生いろいろ。


夜、飲む。酔う。
……って結構いつもこれ書いてる気がする。

2011年10月14日金曜日

my 公園

10/13、木曜日。

打合せ、2社。広尾、日本橋。

2社目の日本橋にある企業へ伺う際、少し時間があったので、日本橋近辺をふらふらと歩いてみたのだが、公園というか、ベンチがある外スペースが結構あるのね。そしてビジネスマンがたくさん。たぶん営業マンが大半。

そういえば「営業マンたるもの、my 公園 と接待用お店は主要駅ごとに用意しておくべき」との発言を聞いたことがあるが、なんだかいい光景。人ごとながら皆、がんばっている気がする。面しているお弁当屋さんの看板にも「働く人をトコトン応援!」と書かれていた。スーツ着ているビジネスマン同士の連帯感って、なんか、あるよね。

明日1日仕事して、週末はBBQで酔っぱらって(雨ふらないといいのだが)、次週からはセミナーの日々。かける。

2011年10月13日木曜日

横浜国大の就職ガイダンス見学

10/12、水曜日。

午後、横浜国大で次週から始まる全学年対象セミナーに関する打合せ。機材チェック。

そのまま、2013卒者向け就職ガイダンスを見学。
うーん、就職情報会社の皆さんが一緒になって封詰して会員登録カードを配布する、というこのやり方、まだ変わらないのね。誰かが「やーめた」とそろそろ言いそうなものだけど。


はじめに、就活を終えた4年生からのセミナー告知と、応援メッセージ。その後、大学から「志望動機をしっかりもとう」「BtoB企業にも目を向けよう」といった話や、大学内でおこなわれる各種セミナー、支援体制について。


その後、キャリアアドバイザーとして学生の就職相談にのっている富丘会(OBOG会)の方のご挨拶。

このキャリアアドバイザーの皆さん、会社を定年退職されている、60代くらいの皆さん。もちろん以前からその方々がボランティアで就職相談にのっていることは知っていたのだけど、正直なところ「時代も違うし、相談っていっても…ねぇ」と思っていたのだが、ご挨拶を聞いて改心。

「さきほど大学の方のお話にもありましたが、自分を知る、これほど難しいことはありません。私はいまだに自分のことがわからない。人と話し、経験を積んで、自分のことが少しずつ分かるのかもしれません。そして、就職活動は多くの人と出会い、成長できる良い機会です。応援しています」

こういうことを60代の方が学生にビシッとお話されると、ずっしりくるね。横浜国大の皆さんはぜひ、経験のある、世代が違うこの方々と話をしにいってほしい。


最後は、リクルートの方の講演。

講師の方、偶然なのだが、私が以前、リクナビ編集長にご挨拶に伺った際、同席してくださった方で、始まる前に談笑。

講演の内容も、学生のことを思う気持ちと、裏付けとなるデータがきっちり整理されていて、さすがだなぁと。「就職活動に王道はない。ただ、皆さんに後悔してほしくないから、知らないことを減らしてほしい」に合点。きちんと「例年よりも2カ月、スケジュールが後ろ倒しになることは、皆さんにとってビハインド」とも伝えていたし。「就職難と採用難の併存時代」という言葉も腹落ち。

就職支援会社の皆さんは、学生のことを応援している。それも確認できた。


夜、飲み、酔う。
このお店のアルバイト女子は、大学4年生でまだ就職先が決まっていない。就活を続けている4年生も、それをサポートしている方々も多数いる。どの学校でも2013卒者向け就職支援セミナーが増えるだろうけれど、粘り強く、良縁を求めてがんばってほしい。まだ半年もある。

2011年10月12日水曜日

来週からのセミナーラッシュにむけて準備

10/11、火曜日。

3連休明け。

3連休は、(初日)御殿場アウトレット→山の麓の旅館泊 (2日目)瑞牆山登山・往復5時間コース→河口湖近くのホテル泊 (3日目)五大湖見学→三ツ峠登山・往復2時間コース→渋滞のなか帰宅

という「がっつり遊んだ」3日間だったのだが、発見は、山ガールのみならず、山ボーイもたくさんいたこと。みんな、オシャレなのね、いまの山登り事情は。そして、股関節と内腿の筋肉が痛い。


本日は打合せ1社。そして来週からのセミナー準備。

セミナー当日はいつも、実施大学の学生に運営スタッフのアルバイトをお願いしている。加えて、この10月からは社会人歴のある方に別の短期アルバイトもお願いしているのだが、なかなかどうして、準備物に関しては自分で確認しながら進めたいことが大半なわけで。うーん、ミスなく、確実にひとつずつ、という仕事。


今週末もプライベートでBBQがあり、遊ぶのだが、それが終わったら怒涛の日々である。
今週中にきちんと準備を終えておく。

2011年10月11日火曜日

10月も異動が多い

10/7、金曜日。

打合せ1社。新宿。

4月もそうだけど、10月も異動が多い。
今夏、初めてご訪問し、10月以降ご一緒に仕事をすることが決まっていた方から「実は異動が決まりまして…」という連絡をいただくと残念な気持ちになる。仕方ないんだけど。

打合せに伺った企業さんもその1社なのだけど、逆に言えば新しくまたご一緒に仕事をする方が増えるわけだし、改めて私がやっていること、やりたいことも理解頂きながら、価値貢献する。

3連休へ。
山にがっつり登るのだ。

2011年10月7日金曜日

戦国、はまりそう

10/6、木曜日。

商談1社。虎ノ門。

公的機関だったのだが、東日本大震災発生翌日には緊急対策本部を設置し、半年以上が経過した今も、職員の方の多くが東北地方で復旧、復興にあたられているとのこと。知らなかった。私は私がすべきことをやる。


昼前に某社から連絡が来て、大学共催・全学年対象セミナーに参加してくださるとのこと。感謝。これで10月~11月開催分、25回・91社枠のうち、89社枠が決定。あと2社枠!


夜、再読していた『国盗り物語』(司馬遼太郎、新潮文庫)読了。副題にある通り、1・2巻は斉藤道三、3・4巻は織田信長が主役なのだが、司馬遼太郎本人も「どうやら私は光秀に心を奪われ過ぎているようである」と(いうようなことを作品中で)言っている通り「主役、光秀?」というくらい話の軸になっている。今まで戦国にはまったことがないので、光秀がこれほどすごい人物だとは知らなかった。「謀反おこした人」としか認識していなかったが、この作品を読む限り、現代で言う超エリート官僚だったんだろうな。国家を思い、教養があり、武力も政治力もあり…。でも私が惹かれるのは道三や信長。こちらは現代で言う起業家の匂いがする。

戦国、はまりそうである。そのまま秀吉の『太閤記』へ突入予定。

2011年10月6日木曜日

倫理憲章の話をした

10/5、水曜日。

商談1社と、打合せ1社。

2社さんとも、倫理憲章の話で盛り上がる。いや、盛り上がるというか、話し込む。

私は企業さんとこの件で話をするときには


・昨夏の日本学術会議の文科省宛答申にある通り、日本の大学のキャリアサポートにおいて、多くの人たちは学生が「外の世界」を知る機会を増やすべきだと考えており、学生-大学-企業の繋がり方が変わる機運があった

・ところが年明け以降、特定学年に対する採用広報時期についてなど、(私の頭が良くないからか)誰が得をするのかよく分からない憲章が出てきてしまい、抜け道を探してみたり、解釈論にこだわったり、何だか小さな話が巷ではあふれている

・私は「学業」でもその他でもいいから、学生が「目的、目標をもった学生生活」を過ごすことを望んでおり、それは、「社会人の仕事の話を聞いて刺激を受ける」というプロセスで実現されることもあると考えている

・つまり、「社会人の話を聞いて刺激を受ける」→「目的、目標をもった学生生活を過ごす学生が増える」→「それらの学生は、就職/採用活動においても魅力的な人材となる可能性が高く、本人、企業、大学、皆がハッピーになる」


と考えているのだが、最近はなかなか、そういう話を企業の方とする機会が少なかった。でも今日、久しぶりにそういう話をする機会が続いた。うん、いいね。


10月~11月はセミナーラッシュなのだけれど、12月は時間がありそうだから、またじっくり次の仕掛けも考えよう。

秋版「大学共催・全学年対象キャリアサポートセミナー」開始!

10/4、火曜日。

大学共催・全学年対象キャリアサポートセミナーが本日から再開。

秋版の初回は、千葉大学で「企画の仕事」。
千葉大学の授業開始は10月3日からだったので、実は学生が来てくれるのかとても心配していたのだが、約200名もの皆さんにお集まりいただき、盛況で終了。


モバイルコンテンツ、映画プロデューサー、コピーライター、新規事業。それぞれの皆さんの「企画」の話。もちろん仕事の進め方や、ひとつのプロジェクトの期間や規模は異なるのだが「企画の仕事をするうえで大切にしていること」などに共通点が多かったのも興味深かった。


千葉大は、次回は10/18(火)「営業の仕事」。また皆さん是非、お越しくださいね。


夜、一部の参加企業さんと飲みに。
飲み過ぎた。

2011年10月4日火曜日

大学共催・全学年対象キャリアサポートセミナー(2011年秋~冬開催)日程・テーマ・参加企業を公開

10/3、火曜日。

大学共催・全学年対象キャリアサポートセミナーの、2011年秋~冬開催分の日程・テーマ・参加企業を公開。⇒こちらから。

横浜国立、千葉、立教、中央の各大学で、全25回・延べ91社で働く人たちの「仕事」「業界」「本音」を、大学内で、学生の皆さんに届ける。1人でも多くの学生が、知り、学び、自分のこれからの学生生活や就職活動に役立てる機会にしてほしい。

※学生の皆さん、詳細は大学ポータルサイト、各種ガイダンスでの配布チラシ、学内掲示されているポスターや立て看板、大学から送られてくるメールなどをご確認ください。


・・・・・・

日中は、商談1社(丸の内)と、セミナー準備。

前述の大学セミナー、秋版は明日(10/4)千葉大学「仕事研究セミナー」が皮切りとなる。一人でも多くの皆さんにご参加いただき、よいスタートを切りたいと切に願っている。

2011年10月3日月曜日

バイタリティでは負けられない

9/30、金曜日。


午前中はセミナー準備。


午後、商談2社と打合せ1社。

商談2社目は新宿の高層ビルだったのだが、20階までスーッと僅かな時間で上がるエレベーターに乗っていると、人間ってすごいものつくるよな、と改めて思う。20階で乗り換え、さらに30数階のオフィスへと。あいにく曇っていがた、晴れていれば打合せスペースから富士山も見えるらしい。


打合せ1社は、毎回、お会いするたびに新ビジネスが始まっていて、聞いているだけでも「この会社、どこまで伸びるんだろう?」とワクワクする。社員の方3名との打合せだったのだが、社長(創業者)の話になり、そのバイタリティに刺激される。年齢が二回り以上違うから、経験や実績で負けていることはいいとして、バイタリティで負けられない。それにしても何だろう、話を聞いていると、社長ご自身が「仕事」を面白がっていることがポイントなのかな。


夜、いつも行列になっている地元の「イタリアン酒場」で飲み。
美味しかった。
9月が終わった。