2011年10月13日木曜日

横浜国大の就職ガイダンス見学

10/12、水曜日。

午後、横浜国大で次週から始まる全学年対象セミナーに関する打合せ。機材チェック。

そのまま、2013卒者向け就職ガイダンスを見学。
うーん、就職情報会社の皆さんが一緒になって封詰して会員登録カードを配布する、というこのやり方、まだ変わらないのね。誰かが「やーめた」とそろそろ言いそうなものだけど。


はじめに、就活を終えた4年生からのセミナー告知と、応援メッセージ。その後、大学から「志望動機をしっかりもとう」「BtoB企業にも目を向けよう」といった話や、大学内でおこなわれる各種セミナー、支援体制について。


その後、キャリアアドバイザーとして学生の就職相談にのっている富丘会(OBOG会)の方のご挨拶。

このキャリアアドバイザーの皆さん、会社を定年退職されている、60代くらいの皆さん。もちろん以前からその方々がボランティアで就職相談にのっていることは知っていたのだけど、正直なところ「時代も違うし、相談っていっても…ねぇ」と思っていたのだが、ご挨拶を聞いて改心。

「さきほど大学の方のお話にもありましたが、自分を知る、これほど難しいことはありません。私はいまだに自分のことがわからない。人と話し、経験を積んで、自分のことが少しずつ分かるのかもしれません。そして、就職活動は多くの人と出会い、成長できる良い機会です。応援しています」

こういうことを60代の方が学生にビシッとお話されると、ずっしりくるね。横浜国大の皆さんはぜひ、経験のある、世代が違うこの方々と話をしにいってほしい。


最後は、リクルートの方の講演。

講師の方、偶然なのだが、私が以前、リクナビ編集長にご挨拶に伺った際、同席してくださった方で、始まる前に談笑。

講演の内容も、学生のことを思う気持ちと、裏付けとなるデータがきっちり整理されていて、さすがだなぁと。「就職活動に王道はない。ただ、皆さんに後悔してほしくないから、知らないことを減らしてほしい」に合点。きちんと「例年よりも2カ月、スケジュールが後ろ倒しになることは、皆さんにとってビハインド」とも伝えていたし。「就職難と採用難の併存時代」という言葉も腹落ち。

就職支援会社の皆さんは、学生のことを応援している。それも確認できた。


夜、飲み、酔う。
このお店のアルバイト女子は、大学4年生でまだ就職先が決まっていない。就活を続けている4年生も、それをサポートしている方々も多数いる。どの学校でも2013卒者向け就職支援セミナーが増えるだろうけれど、粘り強く、良縁を求めてがんばってほしい。まだ半年もある。

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