2011年10月21日金曜日

10/20・横浜国立大学「総務・人事の仕事」

10/20、木曜日。

大学共催・全学年対象キャリアセミナー。本日も横浜国立大学。テーマは「総務・人事の仕事」。

参加企業は、アイア、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、日本鐵板、三菱電機ビルテクノサービスの4社。「総務・人事」の仕事インタビューの後、後半は、採用担当者の皆さんに学生への期待、就活ネタも伺った。

以下、登壇者の方の発言内容の一部(順不同、要約)。

・総務は各セクションの調整役。人事は「人」に関するあらゆること。たとえば、採用、教育、研修、異動、昇進昇級、労働組合対応など。
・想定外のことが起きたとき、全社としてどのように動くかを決め、実行するのも総務。たとえば3月11日の震災の際、災害対策本部を設置し、東北にある支社に物資を補給するための動きを決めて、といったことも行った。
・「何かあったらとりあえず総務か人事に聞いておけ」という安心を提供する部署。
・人事という「人」の仕事をしているからこそ、大切なのは公平性。
・そう、公平性と妥当性と納得性。これを担保する。
・「やってあたり前」の部署なので、管理部門は楽に見られがちなこともある。モチベーション維持が難しい。
・いろいろな人に出会えるのは仕事の喜びのひとつ。社外に出ることも多い。

<就活ネタ>
・知りたいのは「あなたは何をしてきたのか」。どうなりたいのか、ではない。事実を知りたい。
・ウソはばれる。答えられなくなるし、仮にばれずに入社しても、入社後、ずっとそのウソをつき通さなくてはいけなくなる。それはしんどい。
・細かい言葉遣いの間違いなどより、聞く姿勢が大事。
・やりたいことを明確にしておいてほしい。
・やりたいことは分からなくて当然。それは仕事をしてから徐々に見つかるもの。
・(学生から「OB訪問した際に学生時代に頑張ったことを聞かれ、サークルや留学やいろいろ自分としては頑張ってきたつもりなのだが、それが仕事にどう活かせるか分からず、うまく答えられなかったのですが…」という質問に対して)社会人側の質問を深読みしすぎ。聞かれたことに答えればよい。判断するのは相手であり、もっと聞きたいことがあればさらに質問するので、ストレートに返せば良い。


就活ネタは、人事担当者の皆さんによっても意見が異なるからおもしろい。正解なんてない、という(仕事をすればわかる)当たり前のことに気付く良い機会なのかも、就活。

明日(10/21)は初の中央大学。「企画の仕事」。楽しみ。

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