2011年10月27日木曜日

10/26・中央大学「営業の仕事(BtoC)」

10/26、水曜日。全学年対象キャリアサポートセミナー、本日は中央大学で「営業の仕事(BtoC)」。

「BtoC企業」と括られるけれど、その企業での営業の仕事は、果たして個人向け営業なのか?意外と知られていない営業の実態をインタビューさせていただいた。

元々の学生数が多いからというのもあるけれど、前回に続き、たくさんの方が来てくださって良かった。アンケートを読むと、営業のイメージが変わったという声も多い。それと、見学に来られたキャリアセンターの方からも終了後すぐに「この企画はいいですね!」と言って頂いた。学生、大学、企業、3方良しだと私も大変嬉しい。仕事っていいなぁ、うん。

参加企業は、KOSE、野村不動産、ファミリーマート、森永乳業の4社。以下、発言の一部(順不同、要約)。

・お客様に直接「販売」するスタッフの皆さんとコミュニケーションを取り、販売をサポートするのが営業の仕事。最終的にお金を払い、買ってくださるお客様を向いているという点は、営業も販売も一緒。
・営業の仕事をしていて大切にしているのは、マメさ。「そこまでやるか」と言われるくらい、マメにやる。信頼関係は時間がつくるのではなく、ひとつひとつのマメさ、誠実さがつくる。
・営業、というと自社商品を何とか買ってもらおうとするというイメージが強いかもしれないが、そうではなくて、お客様のビジネスがうまくいくよう考え、最善を提案する。コンサルの要素が多い仕事。
・相手が何を求めているかを考える。営業は1社でも多く商談することが大切と言われることが多いが、私の場合は1日1商談、と決めている。それは、きちんと考えて提案をまとめ、その1商談に集中したいから。
・いわゆる「ノルマ」と言われる営業目標金額は、チーム単位。皆で達成する。
・細かく行動予定は縛られていない。1日の動き方も自分とチームで決める。
・人と人とのつながりこそ、営業の喜び。
・お客様からの「ありがとう」ももちろんだけれど、自社製品を友人や親せきなど身近な人から「あれいいよね」と言われると、本当に嬉しい。
・営業は会社組織のなかで唯一、直接利益を稼げる仕事。直接的には、営業が全社員の給料を稼いでいる。
(私からの挙手質問)
・「聞く力と話す力、どちらが大事?」→聞く力3名、話す力1名
・「また社会人1年目からやり直すとしても、営業職に就きたい?」→就きたい4名
・「お客様は理不尽?」→そう思う2名、そうは思わない2名
(学生からの質問「どうして異動、転勤を行うのですか?」
・個人の成長と組織活性化のため。環境変化の中で人は成長する。

中央大学の次回は、11/8「営業の仕事(BtoB)」。今回とはまた違う営業の話が聞けるので、ぜひ。


明日は、千葉大学「知られざるNo1企業の仕事」。16時30分から、教育学部2号館の大講義室。千葉大生の皆さん、お待ちしています。

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