2011年12月27日火曜日

骨太人材

12/26、月曜日。

朝は書類諸々。月曜で月末で年末なのでいろいろと。


午前中はオフィスで企画書作成。

某大学からいただいた宿題「骨太人材を輩出するためのキャリアサポート(主に低学年向け)」の企画素案を何とか提出。そもそも「骨太人材」の定義次第ではあるのだけれど、自分で環境をつくっていくことができる人、どのような環境でも強くたくましく生きる力がある人、という意味で考えている。そのような人になるためには、成功体験と失敗体験を積み重ねることが必要。

1)成功体験では自信が得られる
2)失敗体験では教訓が得られる、そして、失敗した際に逃げないことで強さと人に対する優しさが得られる

だから、成功しても失敗してもいいのだけれど、自ら考え行動し、学問をはじめ、何かに打ち込む学生生活を過ごすことが肝要。

学業、部活サークル、友人、恋愛、家族、趣味……当たり前だけれどひとりひとりの日常があり、キャリアサポートとしてできることは限られている。だから企画としては・・・

というような主旨。さて、どうなるかな。


午後、気分転換に図書館へ行き、大学向けセミナー報告書を作成。
先日もそうだったが、図書館の学習室、集中できる。


夜は楽しく忘年会。

2011年12月26日月曜日

2006年のビンテージビール

12/22、木曜日。

朝イチ新幹線で名古屋へ。名古屋大学さんを初訪問。センター長さんがアポをくださり、大学のあり方、学生の志向性、企業が名古屋大学に求めているもの等々、長い時間、情報交換させていただく。

それにしても知らなかったな、名古屋大学って学校のなかに駅があるのですね。キャンパスのど真ん中に地下鉄入口がある。そう言えば、駅名も「名古屋大学前」とかではなく「名古屋大学」だものな。


わりとぎりぎりに新幹線に滑り込み、車内で昼食をとり、午後は上智大学さんを訪問。学生に対するスタンスがはっきりしている学校、好きだなぁ。勉強させていただいた。


夜、仕事着でおこなうのは今年最後の忘年会。欧州系のビールばかり飲んでいたら、イケメンの店員さんが2006年のビンテージビールを勧めてくれて、美味しくいただく。電車に乗って帰ったはずなのだが、帰宅は3時過ぎ。ふむ。

3日ぶりのギネス

12/21、水曜日。

足裏が痛くて歩くどころか靴も履けない件。今朝はある程度痛みがおさまっている。ジャケパンに革靴という仕事着で、朝イチの整形外科に。月曜日の採血結果を教えてもらう。

……痛風ではなかった。尿酸値は正常。

そう、月曜日の診断では痛風の可能性もあり、お酒はもちろん、牛肉も甲殻類も控えていた2日なのだ(お酒を2日連続で飲まなかったの、2011年最初で最後かも)。

診断結果は「突発性の急性炎症」。お医者さんが人間くさい方で、月曜日の通院時から信頼して話を聞いていたのだが「いやぁ正直ね、人の体なので、われわれ医者にも分からないことが多々あるんですよ。12月になって疲れが足の裏一カ所にドッと出たのかもしれませんね」とのこと。何にしろ、今日から仕事再開できて良かった。


明治大学さんを約10か月ぶりに訪問。情報交換と企画のご提案。

その後、新幹線で仙台へ。東北大学さんを初訪問。構内に理髪店があったり時計屋があったり、大学もホント様々。帰る頃には雪も降ってきて、新幹線ではあっという間だけれど、やっぱり東北だなと感じたり。自然と、仮設住宅で暮らす方々はこの寒さにふるえていないかなと思ったり。


仙台駅にバスが着いてから、帰りの新幹線まで1時間あったので、裏通りを歩く。ギネスの看板が見える。こういう「引き」は強い。1時間、読書しながら3日ぶりのギネスをゆっくり味わい、東京へ。

関西進出は少し延期

12/20、火曜日。

朝5時に起きるが、足裏の痛みがおさまっていない。革靴を履くことすら困難。情けなさと悔しさを感じながら、仕事を一日お休みすることに。

実は今日は、京都大学さん、神戸大学さん、関西大学さんの3校からアポイントを頂いており、一日で訪問するという強行スケジュールを組んでいたのに。年の瀬が迫るなかで時間調整して下っていた皆さまにも申し訳なさでいっぱい。1月以降に改めて関西の大学さんにもご訪問させていただこう。

2011年12月20日火曜日

続・足裏の苦悶

12/19、月曜日。

足裏の痛みが続く。夜中も何度も痛みで起きる。

午前中、病院に行こうとするも、何科が適当なのか分からない。そこで、以前ぎっくり腰(のような状態になった)際にお世話になった整骨院の先生にひとまず電話すると「それならまずは整形外科です。伊藤さんの家の近くだと○○というところがありますよ」と教えてもらう。感謝。

看護師さんが10人弱いる、中規模の整形外科だったのだが、先生曰く「今時点では原因不明です」。レントゲンをとり、採決もしたうえで、2日間は様子見になった。もちろん薬を処方してもらい、アイシングなどの対策も教えて頂いた。で、原因として考えられるのは3パターンだそうで、それぞれ教えてもらったのだが……結果は水曜日に分かる。


夕方、年末調整の準備したり、メールのやり取りでできる仕事をいくつか。

早く治ってくれないだろうか。まさか年末にこんなことが。師走なのに走れない、歩けない。

2011年12月19日月曜日

足裏、苦悶

12/18、日曜日。

秋葉原で、パートナー企業が開催する合同企業説明会の司会。
企業も学生も良縁があっただろうか。

学生の専攻特化型、企業も10社限定の合同企業説明会で、冒頭に各社から全学生に5分間プレゼン。その後、ブース形式の企業説明、最後は立食パーティーの3部構成。

立食パーティーが始まる直前から、足裏の土踏まずの親指側のコリコリしたところが痛み始め、セミナー終了時には激痛で普通に歩けなくなる。足を引きずりなんとか帰宅。指で触るだけで苦悶。うーん、来週は関東以外の大学訪問予定がつまっているのに、困った。

昼前のバスはおじいちゃん、おばあちゃんが元気

12/16、金曜日。

横浜国立大学で、今年度の振り返りと来年度にむけた打合せ。
中央大学で、今年度の振り返りと来年度にむけた打合せ。
明治学院大学に、忘れ物をとりに立ち寄り。


横浜国大からの帰り、バスでおじいちゃんに席を譲ってもらった。「あんた、駅までいくんだろ?わたしゃ次の駅で降りるから」と。せっかくの厚意なので御礼言って座ったのだが、同じバス内で別のおばあちゃん集団は、足を出している20歳くらいの女子に「そんなに足だして寒くないの?ね?平気なの?」と絡んでいる。昼前のバス内はおじいちゃん、おばあちゃんが元気だ。


夜、急きょ、講師やカウンセラー、採用・研修系の社長らが中心の忘年会に合流させていただくことになり、1次会の終わりあたりから記憶がおぼろ。飲みすぎた。

2011年12月16日金曜日

歩く。心地よい疲労。ビールが美味い。

12/15、木曜日。

早稲田大学へ訪問。今年度セミナーの振り返り、来年度に向けた打合せ。
千葉大学へ訪問。今年度セミナーの振り返り、来年度に向けた打合せ。
法政大学へ訪問。会社紹介、全学年対象キャリアセミナーの企画意図と内容紹介。

大学訪問日は、歩く。痩せるかな。そして移動の電車で寝てしまう。うむ。


夕方、人を介してご連絡頂いた方(この10月に起業された方)と渋谷でお会いする。

間をとりもってくれた方は、数年前にお世話になった方で、当時はよくメディアにも取りあげられていて有名な方。その後、キャリアチェンジで数年間、日本を離れていたのだが、日本に帰ってきて私の動向を知り、「人材ビジネス始めるなら、伊藤ちゃんに会っておいた方がいいよ」とこの方は言われたらしい。私よりも学生に対して情熱がある人も、賢い人も、業界の表も裏も熟知している人も、うんといるなかで、どうして私だったのかはよく分からないが、少しでもお役にたてる情報提供できたかな。※Sさん、今度、川崎で飲みましょうね!

そう言えば、この秋冬だけでも、大学関係・人材関係で起業・独立された方や、新規事業で乗り出してきた会社の責任者の方など、数名とお会いしている。狭い世界だし、私自身学ぶことが多いので、こういう出会いは大切にしているのだけれど。


久しぶりに移動が多かった一日なので、体がちょっと疲れる。
ビールが美味い。

2011年12月15日木曜日

オフィスによくあるアレが設置された日

12/14、水曜日。

資料作成と、大学TELアポと、出張準備ほか。

大学さんは、思いのほか皆さんが提案アポをくださり、既にセミナー実施している学校も含めると、来週末までの残り6営業日で、国立大学7校、私立大学6校を訪問することになった。東北も名古屋も関西も行く。けっこう本気で悩んだのだが、今回は前泊も当日泊も無!仕事が決まってからのお楽しみにするのだ。営業時間を目一杯つかうのだ。

そんなわけで、JR東日本のえきねっとに会員登録し、新幹線をバンバン予約。
マスクも買っておかないと。


日中、自宅兼オフィスに飛び込み営業が来る。

ごりごりした感じではなく、優しい口調でさらさらと、お水がどうのこうの言っている。「はあ」と気のない返事をしていたら、というよりも、仕事のことを考えていて完全に聞いていなかったら「ではサンプルのお水、持ってきますね」と言って一度ドアが閉まる。

仕事に戻って数分後。

再びインターホンが鳴って出てみると、彼が持ってきたのは、高さ1メートルくらいの設置台と、12リットル入の水。そう、オフィスによく置かれている、水もお湯もワンタッチで出るアレだった。聞いていなかった自分に苦笑し、せっかく運んできてくれたし無料だし、というわけで、ひとまず置くことにした。こういうのってあると便利なのよね。契約するかは分からないけれど。と言いつつ、アスクルですぐに、1杯単位のドリップコーヒーを大量注文している自分もいるわけで。


さて、師走も後半。走るのだ。

2011年12月14日水曜日

初めての筑波大学

12/13、火曜日。

筑波大学を訪問。

初めて筑波大学に足を運んだのだが…広い!つくば駅からバスに乗り、数分後には「ここから筑波大学敷地内に入ります」というアナウンスが流れたのだが、目的地のバス停まで、それからさらに10分程。アポイントをくださった担当者の方に聞くと、職員や教員の多くは車通勤で、学生の一部(遠くに住んでいる学生)にも車通学を許可しているとのこと。当然のように、学内で学生は自転車移動。

池も広場もいくつもあるのだが、噴水のある広場で、それを囲む芝生のうえで食事している学生を見ているだけで心地よい。

私は学食で昼食をとったのだが、隣席の学生二人組はずっと論文の話をしているし、食事しながら勉強している学生も散見。

うん、伸び伸びと学ぶに素晴らしい環境。


その後、東京大学に立ち寄り。

こちらはこちらで、落葉樹が安田講堂前のメインストリート(?)を真っ黄色に染めていて、自然の色彩に心が豊かになる。夕暮れだったからなおさら。


今日は偶然、国立大学2校だったけれど、今週・来週でさらに国立大学6校のアポイントを頂いている。同じ「国立大学」でも、体制も、キャリア支援や就職支援に対する考え方や取組みも、それぞれ微妙に異なっていて、常に勉強。

2011年12月13日火曜日

気分転換に図書館で仕事

12/12、月曜日。

午後から、気分転換のため図書館で資料作成の仕事。

高校時代は図書館にこもって勉強していたからか(高校へはあまり行っていなかったので「学校の図書室」ではなく「町の図書館」)、とても落ち着く。本屋さんも落ち着くから、本に囲まれている(と思う)だけで体のなかの何かの成分が分泌されてるのかな。仕事が捗る。いつの間にか「PC利用者優先席」も学習室にできていて、カチャカチャというキータッチ音も気にしなくていいから気が楽でもある。

午後イチから閉館の19時までいたのだが、学習室は、中・高生と社会人が半々くらい。意外と社会人利用者多いのかも。

それと、私が行く図書館の学習室は当然「私語禁止」であり、それが徹底されているから好きなのだが(コソコソ話をしている人がいると職員の方や隣席の大人がすぐ注意する)、同時に「飲食禁止」でもあり、そちらも徹底されているわけです。各机の正面にも「ペットボトル等は机の上に出さず、かばんにしまってください」とわざわざ書いてあるくらいなのです。

では喉が乾いたらどうするのか-。

学習室を出て階段付近の廊下に、赤のテープで3メートル四方が囲まれているエリアがあります。正面の壁に張り紙。

「飲み物はこちらでお願いします」

こういう図書館、嫌いじゃない。

2011年12月12日月曜日

大学TELアポ

12/9、金曜日。

大学TELアポ。

巷では「いよいよ就職活動スタート!」という時期ではあるのだが、私の場合、全学年対象のキャリアセミナーであり、2012年の大学内実施セミナーについては、年度末(3月末)までに大学に提案しきる(年間の学内行事日程に入れてもらうため)必要がある。逆算すると、新たな大学には12月中に一度は訪問しておきたい。

そんなわけで、大学職員の皆さんが大変お忙しい時期であることは重々承知のうえで電話アプローチ。

もちろん昨年に引き続きアポイントをもらえない大学もあるのだが(「はあ。別に他大学の動きは気になりませんけど?」という大学も数校ある)、今年の実績があるので、電話がつながった大学さんからはほぼアポイントをもらうことができた。やみくもに訪問するつもりはないので、そうは言っても来週、再来週で10大学。

考えたのだが、今年は一都三県以外の大学さんにも訪問することにした。10大学のうち、4大学が一都三県以外の国立大学。今からワクワク。


夜は忘年会。
飲んだ、飲まれた。
最近にしては珍しく、2次会後半から完全に記憶がない。
一生モノのお付き合いの皆さんと今年もこうして、バカ騒ぎができることに感謝。

さて、来週からは大学訪問!

2011年12月9日金曜日

東京のネオンを見るとやる気がわく

12/8、木曜日。

数日間、休んでいたので、久しぶりの仕事。当然のように朝からバタバタ。

でもこのバタバタ、嫌いじゃない。いや、むしろ好き。

そう言えば、実家の秋田や、嫁の実家の広島から東京に帰ってくる際、都心のネオンが見えてくるとムクムクと「戻ってきたぜ東京!負けないぞ!」とやる気が湧いてくる。早く仕事がしたくなる。歳を重ねればまた変わるのかもしれないが、少なくとも今の私には、夢や希望をもって、あるいは仕事を求めて、一攫千金を狙って、雑多な人が集まってくるカオス・東京が楽しいんだな。幼い頃の育ちがこっちだから単に落ち着く、というのもあるのかもしれないけれど。


夕方、立教大学へ訪問。7月から11月末にかけて開催させて頂いた、全学年対象セミナーの振り返り。

立教大学さんは私が独立してから最初にセミナー開催を決めてくださった大学で、思い入れも強い。来年はもっともっと学生にも大学にも企業にも価値あるセミナーとなるよう、改善すべき点は改善する。


明日は2011年の初、かつ、たぶん一番酔っぱらう忘年会。
帰るのかな、帰らないのかな。お酒、飲むのかな、飲まれるのかな。今から楽しみ。

2011年12月8日木曜日

祖母の訃報

12/2、祖母が亡くなった。享年76歳。

数日間、実家の秋田に帰り、親族と飲みながらばあさんの話をして、伊藤家の家系について教えてもらい、葬式をしてきた。高校時代の友人とも飲んだ。いろいろ思うことがあったのだが、また別の機会にまとめて書き留めておこうと思う。

自分のことは二の次で人のことばかり気にして、いつも笑顔で、朝から晩までずーっと働き続けたばあさんが亡くなる直前に「幸せだった」と言ったとのこと、それが一番心に残る。


※仕事関係者の皆さん、ご迷惑をおかけしました。

13卒者向け初の合同企業説明会

12/3、土曜日。

パートナー企業が主催する、合同企業説明会での総合司会。

今シーズン初の「合説」だったわけだが、熱気あったなぁ。動員数も、企画上の予定数の倍以上。それはそれで混乱(というほどのものではないが)してスタッフの皆さんが急きょ対応に追われたりするわけだけれど、どちらかと言えば嬉しい混乱なわけで。

そうそう、受付でこちらが大きな声で「こんにちは」と挨拶した際の学生の反応。

・学内セミナー(夏休み前):「こんにちは」が50%
・学内セミナー(夏休み後):「こんにちは」が70%
・学外就職セミナー(冬):「こんにちは」が80%、俯きがちに「ちわっす」「こんちはっす」が10%

かな。目があっても一切挨拶を返さない(一見すると学業も友だち付きあいもうまくやってそうな)残りの10%くらいが心配だ。就活するうちに成長するのだろうけれど。


セミナー最中に、実家の祖母の訃報。

腰痛が心配

12/2、金曜日。

明治学院大学で打合せ。来年早々におこなうセミナーについて。
これは他大生も参加できるセミナーなのだが、学生向け正式告知は12月中旬以降の予定。学生の皆さん、少々お待ちを。


午後、健康診断。
体が資本なので、通常の健康診断と人間ドックの中間くらいの検査内容を。
自覚症状としては、やっぱり腰が気になるな。最近も数日に一度くらいのペースで、朝目が覚めると鈍痛を感じることがある。寝相は悪くないと思っているのだが、なんだろうな。


12月の行動計画をまとめ、滞りなく一日終了。

2011年12月2日金曜日

高いぜ、社会保険料

12/1、木曜日。

終日オフィスで仕事。アンケート集計したり、大学向け資料を作成したり、月次の書類仕事したり。

税と社会保障の一体改革が国家的課題だというのは、頭では分かるが実感がない。
それに対して、月次仕事してキャッシュフロー表をまとめるたびに(それと給与を会社から個人に振り込み給与明細をみるたびに。要は月2回)「社会保険料、高いよなぁ」と実感する。会社員の時にはもっていなかった感覚。

いや、必要なのは分かるのだけれど「毎月この社会保険料分の利益を創出するってのはどれくらい大変か、分かったうえで真剣に使途決めてね。賢いんだからさ、官僚の皆さん」くらいの気持ちにはなる。


今年もあと1ヶ月。

「伊藤さん、12月働くの?」とよく聞かれるが、働きます。
あれですよ、就職情報会社の合説司会もあるし、個別企業セミナーのファシリテーター参画もあるし、えーっと、あとは、大学にも訪問するし。それと、えーっと、まぁ、なんやかんやと(ホントに)。

ひとまず、明日は大学での打合せ1件と、健康診断。人間ドックではないのだけれど、細かく体をチェックしてきます。体が資本。

2011年12月1日木曜日

大学共催・全学年対象キャリアセミナー2011 全38回終了しました

大学共催・全学年対象キャリアセミナー(2011年)が、全38回、終了しました。

横浜国立大学、千葉大学、早稲田大学、立教大学、中央大学の関係者の皆さん、参加企業の皆さん、参加学生の皆さん、本当にありがとうございます。改めて御礼申し上げます。


5校38回のセミナーで、延べ6,594人の学生が参加してくれました。

この企画を、大学や企業の皆さんに提案する際にいつもお伝えしていることですが、私は、学生一人ひとりが「充実した(目標と行動ある)学生生活を送る」ことが、本人にとって、大学にとって、企業にとって、大事だと考えています。それぞれ、納得、就職率向上、採用成功、に直結するからです。

もちろん、学生-大学-企業の接続のあり方について、議論し、再構築する必要はあると思いますが、そもそもの「学生自身の力、感性」を引き出し、伸ばし、人として魅力的な学生が増えないとまずい。まずいし、それが大学も企業もハッピーになるための道だと考えています。


私の仕事はファシリテーターです。大学生の前で社会人(主に会社員)インタビューを行い本音を引き出す、という仕事に関しては、知る限りにおいて、日本でトップクラスの実績です(2011年は上記38回+企業セミナーでの25回=計63回、計200~250人の会社員インタビュー。このようなペースで、前職時代も入れると5年以上継続して社会人インタビューをおこなっています)。

その私が、学生一人ひとりが「充実した(目標と行動ある)学生生活を送る」ためにできることは、そのきっかけづくりです。そして、そのきっかけづくりとして、社会人の仕事の話、考え方や思いの話を公開インタビューすることは有効であると考え、本セミナーを企画運営しています。


2011年3月、日本経済団体連合会「採用選考に関する企業の倫理憲章(改定)」が公表されました。2011年3月~8月に、企業100社以上を訪問、本セミナーへの参加を提案しましたが、「今年は12月以前の学生向けセミナーには参加できません」という企業と多数、出会いました。けれど「倫理憲章の趣旨に賛同するから出ません」という企業とは1社も出会いませんでした。業界団体や他社から何か言われるか分からないので、という理由が大半でした。


念のため繰り返しになりますが、私が大学と開催しているのは、「学生生活を充実させるためのきっかけづくりとしての、社会人インタビュー」です。だから全て全学年対象であり、12月以前だからどうこう、という時期の概念がそもそもずれてしまう会話が多くありました。


2012年、新たな大学でのセミナー開催が既に決まっております。
関西の大学からも、お声をかけていただき、開催することになるかもしれません。


2011年の開催が終了したこのタイミングで改めて、本セミナーの趣旨、私が考えていること、現状をお伝えしておこうと思い、ブログに書き残します。

まずは、関係する全ての皆さん、本当にありがとうございました。

11/30・立教大学「面接官の本音」

11/30、水曜日。

全学年対象キャリアセミナー、立教大学「面接官の本音」。アフラック、日本鐵板、ハイマックス、三菱電機ビルテクノサービスの4社。テーマがテーマだけに、3年生・修士1年生がほとんどだけれど、ちらほらと1,2年生も参加してくれた。

以下、参加者の発言内容の一部(順不同、要約)。

・企業にとって人材は多様的である必要があるため、新卒採用でも「こういうタイプの人ばかり採用する」ということはない。あえて共通点をあげるのであれば、自主性と協調性があるか。それを過去の経験、「学生時代に力を入れたこと」という聞き方で確認していく。
・学業でも部活サークルでもいいので、胸を張って学生時代に何かに打ち込んでほしい。コミュニケーション力も頭の回転も、すぐに身につけられるものではない。普段から打ち込んでいるものがあるなかで、それらの力も伸ばしてほしい。
・スキルとしては、コミュニケーション能力と論理的思考力、マインドとしては向上心がある人を採用したい。仕事をするうえで必要となる専門知識や専門スキルは入社後に身につければよい。向上心ある皆さんが入社することで企業は活性化し、2年目3年目社員も成長していく。
・自信のなさが出てしまっている人には、なかなか次の選考に通すことができない。自信は、行動することからしか生まれない。どんどん行動してほしい。
・面接でウソをつかれても、100%ホントかウソかは私は分からない。けれど、現実に起きることは意外性の連続であり、創作した話は意外性がないし、ちょっと突っ込むと整合性が取れていなくて話が詰まる。ウソついて自分をよく見せようとすることのメリットは少ない。
・就職活動はとにかく行動すること。それと、自分なりの楽しみ方を見つけてください。たとえば、知らないオフィス街にいくこともこれから増える。そのときに、近くにある有名なお店を先に調べておくとか、近くにある観光名所を覗いて帰るとか。楽しみながら就活を!
・企業を選ぶこと。どうしてもこれから選考が始まると、選んでもらおう、という気持ちが前に出てきてしまう。でもそうすると、逆にその人は魅力的にうつらない。「この採用担当者を通して自分もこの企業を選んでいいか判断する場なんだ」そういう気持ちを持ち、企業を選ぶということを忘れず、がんばってください。


・・・・・・

2011年の、大学共催・全学年対象キャリアサポートセミナーはこれにて全38回、終了!!
皆さん、ありがとうございました!!