2011年12月1日木曜日

大学共催・全学年対象キャリアセミナー2011 全38回終了しました

大学共催・全学年対象キャリアセミナー(2011年)が、全38回、終了しました。

横浜国立大学、千葉大学、早稲田大学、立教大学、中央大学の関係者の皆さん、参加企業の皆さん、参加学生の皆さん、本当にありがとうございます。改めて御礼申し上げます。


5校38回のセミナーで、延べ6,594人の学生が参加してくれました。

この企画を、大学や企業の皆さんに提案する際にいつもお伝えしていることですが、私は、学生一人ひとりが「充実した(目標と行動ある)学生生活を送る」ことが、本人にとって、大学にとって、企業にとって、大事だと考えています。それぞれ、納得、就職率向上、採用成功、に直結するからです。

もちろん、学生-大学-企業の接続のあり方について、議論し、再構築する必要はあると思いますが、そもそもの「学生自身の力、感性」を引き出し、伸ばし、人として魅力的な学生が増えないとまずい。まずいし、それが大学も企業もハッピーになるための道だと考えています。


私の仕事はファシリテーターです。大学生の前で社会人(主に会社員)インタビューを行い本音を引き出す、という仕事に関しては、知る限りにおいて、日本でトップクラスの実績です(2011年は上記38回+企業セミナーでの25回=計63回、計200~250人の会社員インタビュー。このようなペースで、前職時代も入れると5年以上継続して社会人インタビューをおこなっています)。

その私が、学生一人ひとりが「充実した(目標と行動ある)学生生活を送る」ためにできることは、そのきっかけづくりです。そして、そのきっかけづくりとして、社会人の仕事の話、考え方や思いの話を公開インタビューすることは有効であると考え、本セミナーを企画運営しています。


2011年3月、日本経済団体連合会「採用選考に関する企業の倫理憲章(改定)」が公表されました。2011年3月~8月に、企業100社以上を訪問、本セミナーへの参加を提案しましたが、「今年は12月以前の学生向けセミナーには参加できません」という企業と多数、出会いました。けれど「倫理憲章の趣旨に賛同するから出ません」という企業とは1社も出会いませんでした。業界団体や他社から何か言われるか分からないので、という理由が大半でした。


念のため繰り返しになりますが、私が大学と開催しているのは、「学生生活を充実させるためのきっかけづくりとしての、社会人インタビュー」です。だから全て全学年対象であり、12月以前だからどうこう、という時期の概念がそもそもずれてしまう会話が多くありました。


2012年、新たな大学でのセミナー開催が既に決まっております。
関西の大学からも、お声をかけていただき、開催することになるかもしれません。


2011年の開催が終了したこのタイミングで改めて、本セミナーの趣旨、私が考えていること、現状をお伝えしておこうと思い、ブログに書き残します。

まずは、関係する全ての皆さん、本当にありがとうございました。

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