2011年5月31日火曜日

『ブラック・スワン』オススメ

5/29、日曜日。

夜、3,4年来通っている、地元のバーの6周年記念パーティ。
1年ぶりにお会いする面々もいて、もちろん初対面の方々ともバカ話をして、盛り上がる。

門限通りに帰宅。

5/30、月曜日。

週末、土日とも仕事だった嫁とデート。

『ブラック・スワン』を見に行ったのだが、ナタリー・ポートマンの演技が圧巻。そう言えば彼女がマチルダ役で出ていた『レオン』も好きな映画。いい女優さんがいい作品を呼びよせるのか、いい作品がいい女優さんを選ぶのか。『ブラック・スワン』は内容自体も私好みで満足度とても高し。

夜、『国盗り物語(1)』読了。あれよあれよと言う間に、斎藤道三が国の要職までのぼりつめる。うーん、おもしろい。

と、そんな「好きなもの、こと」に囲まれた週末を過ごすと、夜には「早く仕事したい」という感情がむくむく湧いてくる。やっぱり、休むこと、仕事以外の何かに没頭する時間をつくること、そのことで仕事に対するやる気感をうまくコントロールすることは大事だなと、寝る前に思う。

低学年が社会人の「仕事」の話を聞く良さ

5/28、土曜日。

嫁が今週は土日とも仕事だというので、私も土曜日を仕事日にし、月曜日を代休にする。急きょこういうスケジュール変更ができるのは、一人で仕事をしている良さのひとつかな。

そういうわけで、5/24・早大セミナー(全学年対象)のアンケート集計。→学生向けセミナー一覧

全学年対象なのだが、想像以上に3年生の参加率が多かった。まぁそれはそれで良いことなんだけれど、アンケートで注目したのは1,2年生。

「学生時代をどう過ごすか、考え直すキッカケとなった」
「これから学生生活を送るうえで、どのような4年間を送るか、考えることができました」
「就職について考えなければいけないという危機感より、もっと仕事を知りたいと思うようになりました」

などの声が多数。改めて、1,2年生にこそ、社会人の「仕事」の話を届ける重要性を実感。というか、早期に社会人の話を聞くことが、自分の学生生活を考え、充実した日々を過ごしていくためのキッカケとなることを確信。良かった。

夕方、集計結果を参加企業や大学の担当者の方にメール送付したら、複数名から返信が届く。ん、皆さん、土曜日も普通に仕事してるのかしら。

あっという間に1日は過ぎていく

5/27、金曜日。

午前中、学生向け大学内セミナーの準備。なかなかの単純作業。複合機が頑張りまくり。

午後イチ、TELアポ。5月も末に近づき、面識がない人事の方もだいぶ、アポイントをくれるようになってきた。私の場合はまだまだ、顔を売る時期。会社と商品をまだ見ぬ将来のお客様へ広める時期。

夕方、1社訪問。商談。
大企業のメーカーさんだったのだが、夏の節電目標とか、大変そう。

夜、アイリッシュパブでふぅと一息。年上の人たちと仲良くなり、あれやこれや話す。最近、自分で会社を立ち上げた人たちと知り合う機会が増えた。

2011年5月27日金曜日

入社を決められない学生

5/26、木曜日。

午前中、お問合せを頂いた、横浜の関内にある企業へ訪問。商談。
大学との「相性」の話になる。

私は大学ごとにセミナーを企画運営しているため、企業の人事の方々と「○○大学の学生の気質」についてなどがよく話題になり、総論として「バンカラ」「インテリ」「ホスピタリティ」などで括って話すことが多いのだが、そうは言っても、部活・サークル・ゼミ・研究室単位まで落とし込まないと「気質」と言われるほどの違いは語れないと思っている。

でも、相性ってあるんだな。

この企業も「学閥があるわけではないけれど、○○大学の学生さんとは、選考が進むに連れてお互いが、ちょっと違うな、と思ってご縁がないんですよね」とのこと。ふむふむ。


その後、厚木へ。いわゆる本社機能と研究開発機能を集約している、メーカーさんと商談。某大学の先生からのご紹介。

横浜から相鉄線で海老名まで行き、小田急線に乗り換えて二駅。さらにそこから、バスに揺られて15分。横浜から1時間ちょっとで、これほど人の歩くスピードが変わり、町の雰囲気も、のほほん、としたものに変わる。

ちょうどお昼過ぎだったのだが、グラウンドでは、社員の方がサッカーをして体を動かしている。

面接に来たと思われる学生が(たぶん私をこの企業の社員だと勘違いして)「こんにちは。失礼します」と言って通り過ぎていく。

いいなぁ。


夕方、もう1社訪問。商談。

お問合せ頂いての訪問だったのだが、事前にHP等をチェックしてくださっていたようで「このセミナーに参加したい」と先に明確な意思をもっていらっしゃった。感謝。

・・・・・・

そろそろ、人事の方々と、内(々)定者の話題になることが増えてきた。いや、もちろん、6月選考の企業もあるし、2012卒の方は2012年3月末までにはまだ10カ月もあるから焦る必要もないのだけれど、徐々に内(々)定出しは始まっているわけで。

で、この話題になると

1)入社をすぐに決める学生
2)入社をすぐに決められない学生

のどちらかに話が展開していくのだけれど、1)については「良かったですね」で終わりである。「就活を早くやめたい、という気持ちも働いているかもしれません」程度の会話である。

2)についてなのだが、(それこそ6月以降に選考開始される)ほかの企業にも応募したい、という人もいるだろうけれど

A)自分の納得の仕方(どうすれば「やりきった感」をもって就活を終えられるか)を分かっていない
B)企業選びを受け身(得られるもの)条件で考えている
C)そもそも何か(一見すると)大きな判断を自分ですることに慣れていない(というか、したことがない)

のいずれかの比重が高いから決められないのではないだろうか。


A)は、それこそ人事担当者の方の腕の見せ所で「ということは、いついつまでに○○がこうなると、○○さん自身も納得して就活を終え、当社に入社を決める、ということでよろしいですか?」って、営業活動のクロージングと一緒である。私がお会いしてきた人事担当者で、毎年、採用人数をぴたりと予定数と揃えられるような方は、これを基本としてやっていた。

で、B)なんだよなぁ。

仮に2社から内(々)定をもらい「どちらにしようか」と考える際、「どちらの企業の方が『自分が得られるものは多いだろうか』」という問いの立て方は、「自分が今は想像できないけれど、社会人になって何年もしてから振り返ったときに気付く『得られた大切なもの』がある企業を除外する」可能性が高い気がするのだ。だって、入社後にしんどい局面があったとき「自分はこの経験で何を得られるだろうか」ばかりに目が向いていき、それって、仕事ができる、ということへの逆走の始まりだから。

そうじゃなくて、「どちらの企業の方が『自分は人に貢献できるか、価値を生み出せるか』」という問いの立て方を私はオススメしたい。大事なのは「会社は自分に何をしてくれるのか」ではなく「自分は会社(を通じて顧客)に何ができるのか」である。

C)については、うん、決めようよ、あなたの人生なんだから、としか言えないですけれど。


なんだかちょっと、「入社を決められない学生」の話題がここ数日、続いたので、思うことを書いてみました。

2011年5月26日木曜日

無力ゆえに生み出せるもの

5/25、水曜日。

午前中、資金繰表の更新など、数字関係の仕事を諸々。ふむふむ。


午後、1社訪問。商談。

初めてお会いする方であることに、何も違和感なく話し始めて10分後。「伊藤さん、失礼ですけど、以前どちらの会社にいらっしゃったんですか?」と聞かれる。お答えすると「やっぱりそうですよね!覚えていらっしゃらないかもしれませんが、数年前、○○大学のセミナーでお会いしたことがあります」と言われる。うう。ごめんなさい。

1年間のセミナー回数が約50回。パネルディスカッション形式または講演形式なので、1回あたり平均5名以上の初対面の方とお会いしていると思う。起業してからつくった名刺も、500枚以上が既になくなっている。…ってまぁすべて言い訳ですけれど。失礼しました。


夜、NHK「SONGS」にドリカムが出ていて、見る。聞く。
曲ももちろん良かったのだけれど、途中の吉田美和さんのメッセージに心打たれる。そうなんだよな、「音楽の力を信じている」と言うこと自体は簡単なんだけれど、それが全く役に立たない今回の震災のようなことが現実には起きてしまい、その前では音楽もミュージシャンも無力であり、一方でその現実を直視するからこそ、人の心を揺り動かす、涙がでてくるような愛に満ちた励ましの曲を生み出せるのだろうと思った。

悲しい現実の前では、自分は無力であることを知っているからこそ生み出せる、心の底からの応援歌。


そう言えば今年の夏はどのフェスに行こうか。
毎年「ロッキンオンジャパン1泊2日」コースが定番なのだが(かれこれ6,7年連続かな)、今年も当選するかな。震災の影響とは別物で、ほかのフェスにも行ってみたいと思っているんだけれど。

夏は、はしゃぐ。
大いに、はしゃげるよう、今やるべきことをビシッとやる。

2011年5月25日水曜日

5月24日・早大セミナー「企画職の仕事」フィードバック

5/24、火曜日。

早稲田大学で「キャリアサポートセミナー『仕事を知る』シリーズ」開催。全4回のシリーズ企画の初回をおこなった。

対象:全学年・全学部
形式:各社3分間自社紹介、テーマ職種に携わる社員の皆さんのパネルディスカッション
テーマ:「企画職の仕事」
企業(敬称略):サイバーエージェント、テイクアンドギヴ・ニーズ、電通、ワークスアプリケーションズ
ファシリテーター:i4 伊藤(私)

パネルディスカッションは、企画の仕事に携わる皆さんから、具体的な仕事内容、大変さや喜び、企画という仕事の魅力についてお話を伺った。せっかくなので、本ブログで発言の一部をフィードバックしておきます。

※早大生の皆さんは、キャリアセンターで録画したビデオが閲覧できるので、お越しになれなかった方はぜひ。

※発言内容は順不同。要約多数。


<仕事をするうえで大切にしていること>
・徹底したバランス感覚
・相手によって使う言語を変えること
・皆がひとつの方向を向くようにすること、意見をきくこと、自分自身が楽しみながら責任をもつこと
・相手は常に「人」であることを意識すること。論理的に正しいことが通るとは限らない。

<大変なこと、難しいこと>
・すべて有限。特にケツ(スケジュール)が決まっているなかで、自分も周りも納得できる企画に落とし込むのは大変。アイディアを出してチーム内でボツになり、さらに出してはボツになり、そうしているうちにクライアントへの提案〆切が迫ってくる、というのが日常。自分が納得していないものをクライアントに出すわけにはいかない。
・お客様が本当に求めていることを聞き出すこと。それはお客様自身が気づいていない場合もある。
・ユーザーの気持ちにいかに寄り添えるか。たとえば、いま、この瞬間に、八百屋で10円単位で「値切ってよ」と言っているおじさんやおばさんの気持ちに立つことができるか。
・答えを自分でつくること。クライアントが「こうしよう」と言っても、それが本当に良いと思える施策でない場合、それを止めることができるか。

<嬉しいこと、やりがい、企画という仕事の魅力>
・企画が世に出るときには、それはとても「人間まみれ」。関わった全ての人の思いが詰まっていて、チームメンバーとぶつかり合い、クライアントと何度も何度も話をして、やっと世に出ていく。だからこそ、リリースした瞬間は、それこそアサヒのスーパードライのCMのように「ぷはー!」ってアドレナリンが出まくる。毎日10本以上の打合せをして、関係者もとても多いけれど、情熱があれば出来ないことはない。それがこの仕事の醍醐味。
・喜びはクライアントの笑顔。そして企画という仕事は、ひとつのプロジェクト。プロジェクトXや、ガイアの夜明けに取りあげられるような、ひとつの物語をつくっている。それがやりがい。
・企画という仕事は、人間力すべてをもってぶつかる仕事。思い、行動、人脈、知識、すべてがないと、人を動かすことなんてできない。そんなに人は簡単じゃない。恋愛とも近いかもしれない。好きな相手に喜んでもらうために、手紙を書いたりプレゼントしたりするでしょ?ふられるかもしれないけど、ちょっと心がこちらに動いてくれたら、とても嬉しいでしょ?そういう喜び。
・クライアントのために、泥をかぶるのなんて当たり前。たとえばクライアントがミスをしても、自分がミスしたことにしてしまえば相手が恥をかかなくて済むなら躊躇なくそうする。そうやって一緒に仕事をつくりあげていって、できあがったときの打ち上げほど楽しい瞬間はない。

<学生の皆さん(全学年)へのメッセージ>
・企画の仕事に携わりたいなら、遊びまくってください。いろいろな世代、価値観の、たくさんのコミュニティに首を突っ込んでください。そうして「人」が分かっていくものだと思います。
・大学時代は、個性を育てる期間だと思います。自分を知り、人脈を広げ、失敗をしまくって、人生の「経験値」をあげてください。
・友だちをたくさんつくること。それは就職後にも役立ちます。それと、自分の夢、自分がどう生きていきたいかにフォーカスしたうえで、そのうちくる就職活動にも取り組んでほしい。企業ありきではなく、自分ありきを忘れずに。
・名前やイメージに惑わされないこと。どうせ~だろう、と決めつけずに、体験すること、経験すること。

・・・・・・・

<6月の大学内セミナー(同形式)> →全日程はこちら

○早稲田大学(大隈小講堂)
6月14日(火)「営業の仕事」オービック、コーセー、コクヨ、リンテック

○横浜国立大学(6月はすべて(理)工学部・工学研究院生向け)
6月7日(火)「研究・開発の仕事」ユニリーバ・ジャパン、リンテック、ワークスアプリケーションズ ほか
6月16日(木)「システムエンジニアの仕事」:オービック、グリー、ハイマックス ほか
6月27日(月)「生産技術の仕事」:コクヨ、理想科学工業 ほか

※7月以降も、早稲田、横浜国立、立教、千葉、中央の各大学で本セミナーを開催していきます。詳細は学内の立て看板やチラシ、大学ポータルサイトをご参照ください。

2011年5月24日火曜日

早大・広報課主催の座談会

5月23日、月曜日。

9時に金沢八景(正確にはさらにその先)にある企業アポ。商談。

京浜東北線で人身事故があった影響で、横浜駅の京急線がとんでもない混雑になっており、入場規制までされていた。朝イチアポは時間に余裕をもって出ているけれど、ぎりぎり着。

20分で商談を終え、大手町にある企業へ。11時アポ。

夕方から、早稲田大学で座談会。広報課発行の誌面企画。教職員や、学生の父母向けに、計5万部以上を発行し、父母向けには郵送しているそうなのだが、今回の夏号の特集が「キャリア」であるため、以前「企業への案内を含めファシリテーターとして関与してほしい」というご依頼を受けていたのだ(ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました)。

いろいろな話が出たのだが、学業を一生懸命やった学生がきちんと評価される仕組みづくりに貢献したいと思ったのだ。正解がないなかで逞しく生きていくためにこそ、大学の学問・学業に期待したいと改めて思ったのだ。

2011年5月23日月曜日

自分で自分を励ますのは得意です

5/20、金曜日。

午前中に1社、午後に1社を訪問。商談。

「なかなかうまくいかない日もあるよなぁ…疲れるよなぁ…」と弱気になったので「やっべ、今日も成長しちゃってるじゃん!いいのかしら、こんなに成長しちゃって。行く末が楽しみ」と自分に言い聞かせながら(思いこみながら?)移動。不思議なもので、自分で自分をきちんと言語化してポジティブに励ましてあげると、元気がでる。そういうのは得意。社会人になってから伸びた力のひとつかな。

その甲斐あってか、夕方の商談はいい感じ。商談だから真面目な話なのだが、とても楽しい時間を過ごす。

夜、お客さんと飲み会。プライベートのこともずんずん聞いてしまう。ダメね、お酒が入ると遠慮が一切なくなってしまう。楽しんでくれたようだから良かったけど(と思いこむ)。


5月も中旬を過ぎた。5/24から学生向けセミナーも始まる。いろいろとやることが詰まっているときこそ、長期的・俯瞰的な視点を忘れずに、今の行動の目的・位置づけを意識しながら取り組もう。

2011年5月20日金曜日

高校生の時から「求める人物像」であることを練習している

10/19、木曜日。

9:30~、11:00~、13:00~と3社と商談。
久しぶりに朝の満員電車に乗ったが、これを毎日耐えているだけでも、会社員ってすごいじゃん、と変な感慨に耽る。

夕方、昨日に引き続き早大で、学内セミナースタッフ学生と打合せ。彼はなんと1年生なのだ。入学ほやほやで、しかも早大はGW明けから授業が開始されたこともあり、まだ通学2週間程度。いろいろ教えてもらった。AO入試組なのだが、その対策では学校が求める人物像から教え込まれることとか。就活でも、企業が求める人物像であるかのように振る舞うのが得意な学生が多いことも納得。聞いていて、学生の責任ではないなと思ったり。

その後、セミナー会場を見学し、キャリアセンターさんと打合せ。チラシを生協さんに持って行ったりするうちに汗をかく(大学って大きいのね、あたり前だけど)。学校脇にあったバーが目にとまり「今年いろいろお世話になる大学なのだから、市場調査くらいしておかなくちゃ」と自分に言い訳しながら飲む。他にお客さんがいなかったので、マスターから早大情報を収集。ふむ。

21時くらいに大隈講堂前の広場を通ったら、缶ビール片手に楽しそうな学生が結構いた。ふむ。

今日もバタバタ。

こんな日もあります

5/18、水曜日。

早大で、学内セミナーを手伝ってくれるアルバイト学生と打合せ。

夕方、商談1件。

夜、いつものバーでマスターと諸々トーク。

「オーナーだから自由にやるのではなく、オーナーだからこそ、お店(会社)のコンセプトやルールをもっとも徹底しなくてはならない」という話に納得。

結構バタバタ。

2011年5月18日水曜日

横浜国大に再び強い愛着リターンズ

5/17、火曜日。

午前中は某大学向け企画練り。
学生、大学、企業にとって本当の意味で win-win-win になり、かつ、利益が出る(うちは民間企業だから当然)企画をあれこれと。


午後はずっと横浜国大。

横浜国大、現在決まっているだけでも、2011年は18回、全学年対象セミナーを大学共催で学内実施する。

6月からは(理)工学部・工学研究院生向け、10月からは全学部(主に文系)向けの『仕事研究セミナー:職種編』。10月末から11月にかけては、『仕事研究セミナー:業界編』。いずれも、全学年対象セミナーである。※ちなみに12月からは、私が関わらない、例年通りの就職セミナー(主に学内企業説明会)が一斉に開催される。

出身大学とはいえ、会社をつくって1年目でここまでがっつり関わらせて頂けること、本当に嬉しい。実施させて頂くこともそうだし、これらの企画を大学の皆さんと共に創りあげていること自体が嬉しいわけで。

そう、大学ももちろん大きな組織なので、関係部局も諸々あるのだが、キャリア教育推進部・工学府の就職担当教授・就職支援係の3セクションの皆さんと、推し進めている。

そんな背景もあり、13時30分から全員揃って打合せ。
全学年対象の「キャリア」の話とは別に、(全大学で総じて長期化するであろう)4年生向け就職支援の話も出る。

みっちり話し込んだ後、先生二人とともに、6月から始まる理系向けセミナーのポスター・チラシ貼りへ。大学はもちろん全てのスペースがどこかの管轄にあるわけで、そういうところに一緒に足を運び、説明し、設置してもらうのである。

皆、いい人だったなぁ。先生方が一緒だからだけれど、一切、断られず。ローソンさんも生協さんも二つ返事でご協力を快諾してくれた。

※(理)工学部生・工学研究院生の皆さん、チラシは工学部講義棟A棟ロビーのラック、事務棟、ローソン店内の飲食スペースにあるので、見てね。 <PDFはこちら>

その後、工学部の先生の研究室へ。
始めて工学系の研究室に行ったのだが、驚いた。文系のゼミ室とは異なり、実験器具あり、PCあり、スペースも広いのね。なるほど、こりゃ学生が深夜まで残ったり、時には泊まったりするのも頷ける。

最後に再び、キャリアサポートルームに寄ったのだが、17時前くらいに、「明日〆切のESをチェックしてほしいんです…」という学生が来ていた。母校の後輩として「相手(就職支援係)の都合を配慮できない点をまずは変えないとダメ」と言ってあげようかとも思ったが、しなかった。

この時間になると、バスも激込み。半分くらいの人は乗れず、次のバスを待っていた。雨だからかな、夕方はいつもこうなのかな(私は原付通学だった)。

愛着は関係した時間にある程度比例すると思うのだが、そういう意味で、横浜国大に再び、強い愛着が生まれ始めている。

2011年5月17日火曜日

40日のうち27日がセミナー(10月~11月)

5/16、月曜日。

渋谷マークシティで商談。受付で担当者さんを待っている間、選考を受けに来たと思しき女子学生が隣にいて、緊張しながら何度もカバンからペットボトルの水を出して一口飲み、しまい、また飲み、を繰り返していた。飲み過ぎてトイレに行きたくならないか、こちらが心配になる。

その後、六本木へ移動し、人生二度目のレジデンス内打合せ。
ずらりと並ぶ高級車を眺め、お金は集まるところに集まるもんだなと改めて思ったり。

秋から、関西の大学さんとも仕事をさせて頂くことになるかもしれない。
もしそうなったら、新大阪駅の端っこのうどん屋さんにも行きたいし、帰りは、新幹線でビール飲みながら551の豚マン食べたい。あー、新装したという大阪駅構内も見てみたいな。

関西での仕事をするかどうか、もちろん先方の意思が第一だし、単独で動くわけではないので関係者とのかかわり方もあるし、複数要因がうまく合致すればという感じなのだが、一番は私のスケジュール。

とてもありがたいことではあるのだが、10月~11月の平日、40日のうち、27日は既にセミナーが入っている。内定式の仕事が1社と、ほかは全て、どこかの大学で全学年対象のキャリアセミナーのファシリテーターを務めている予定である。平日13日連続という日もある。週末は基本的には空けているから大丈夫だと思うのだけれど、これ以上、この期間にセミナーを入れるべきかどうかを考える。この時期は「1日は24時間ある。1週間は7日もある」思考に頭を切り替えること必至。いずれにせよ、体力づくりはしておかないと。平日夜のランニング・ウォーキング復活するか。

夜、某大学さんからお問合せ。
各所から「全学年」切り口のサービスがポツポツと立ち上がり始めているが、いくつかの企業の動きについての情報収集。私からも逆に、いくつかの企業の対・大学に対する営業についてなどの情報を頂く。情報は、give & take。

2011年5月16日月曜日

いい街、小杉

5/13、金曜日。

日中、学生向け学内セミナーの準備。

社名タレや氏名タレを作成し、アンケートを大量に印刷し、備品を準備し、アルバイト学生の領収書や労働契約書を確認し……いや、ホントにセミナー当日の運営以外は、企画も営業もサービス履行後の事後処理も一人でやっているのだが、今年はちょっと他のスタッフがいないと回しきれないかも。

それにしても「単調な事務仕事はあいつにやらせるな」と言われてきた私が、起業後にこれほどコツコツと単調な事務仕事をやることになるとは。


夕方、商談。

数百名採用企業なのだが、まだまだ採用シーズンど真ん中。慌ただしいなか、今後の対大学(生)向けの動きについて等。


夜、昔よく行っていた地元駅のアイリッシュパブがリニューアルオープンしたとのことなので、顔を出す。盛況。確か小5だったと思うのだが、お子さんも裏で一生懸命手伝っていた。

数人と仲良くなり、何だか「一人で飲みに来たメンバーのプチパーティー」みたいになる。一番おもしろかったのは、ポーランド系アメリカ人。大学生のときに留学で日本に来て、日本が好きになり、そのまま日本企業に就職してもうすぐ30歳とのこと。バリバリ仕事できそうで、「すみません」が口癖だった。「おもしろいね!すみません連呼でこれからも日本企業をうまく立ち回ってよ!」と言われたら「恐縮です!」って言ってた。

数人と別のバーに流れ、さらにその後、前から気になっていたおでん屋さんに流れる。35年以上やっているというおかみさんと話し、一人で来ていたおっさんたちと仲良くなり、最後は店内でカラオケ。おかみさんがサービスで出してくれたおにぎりが美味しかった。

いい街、小杉。

「それはインターネットができるのかね?」

5/12、木曜日。

朝、突然ケータイ(iphone)が、うんともすんとも言わなくなる。電源が入らない。

平成も23年になっている今般、それじゃどうにもならないことは分かっていつつも、軽く叩いてみる。ふってみる。なだめてみる。ちょっと放置したりして、すかしてみる。

……直らない。

……昔のテレビはそれで直ってくれたのに。

改めて考えてみると、外出中は特に iphone に依存している。

・電話
・時計(腕時計をしていない)
・スケジュール管理(google カレンダー)
・新聞購読
・リラックス(将棋)

そんな使い方。

今夜は飲み会なのにまずいなーと思ったり、いや別に携帯なんて昔はなかったしまずくはないよなーとか思ったりしながら、押入れから腕時計を引っぱり出してみたが電池切れ。

ふむ。

午前中からアポが入っていたのだが、ちょっと早めに家を出て、ソフトバンクショップに立ち寄ってみると「あー、フリーズしたみたいですね」とあっさりした答え。知らなかった、上のボタンとメニューボタン同時長押しで直るのね(基本?)。


商談。

担当者さんに連れられて会議室に入ると、初対面の上長の方がいて、ちと焦る。
つい、自分の話をし過ぎてしまい、反省。


午後、夕方まで時間が空いたので、喫茶店に籠って仕事。

電話を多数しなくてはいけない仕事でない限り、PCとwimax があればホントに事足りる。ビバ、平成23年。

「それはインターネットができるのかね?」と突然、隣のおじ(い)ちゃんからタメ口で質問される。丁寧に答える。15分が過ぎる。「じゃ、私もその何とかマックスっていうのを買ってみようかな、ワハハ」と言っておじ(い)ちゃんは立ち去っていった。一日一善。

ところで、学内セミナーの当日運営を手伝ってくれる、学生アルバイトを募集しているのだが、twitter 経由で申込が数人から届く。時代だな、なんだか。また、申込んでくれた立教生のメールには「昨年学内で行われたセミナーに何度か参加させて頂き、就職活動の枠組みに収まらない内容から非常に多くを学ばせてもらいました」とのコメントがあり、嬉しくなる。うん、低学年時や就職活動時にセミナーに参加して、最終学年時にスタッフとして協力してくれて、就職後、数年経ってから参加者(出演者)側でまた出会う…そんな風に継続していけるといいな(アルバイトの学年は問いません、念のため)。


夕方、税理士事務所の担当者さんと打合せ。
今週末にご結婚されるとのこと。おめでとうございます。


夜、大好きなアラフォーメンバーと飲み会。新宿の安い居酒屋で。
一人は自動車関連メーカーの方なのだが、震災後、初めてお会いした。工場が東北にあることもあり、社内で亡くなった方もおられる。この2カ月の自動車業界の動きも聞いた。久しぶりに「古き良き日本メーカーの“家族主義”の底力」も知ることができた。こういう話を聞いていると、企業と個人の関係は契約関係で割り切ることはできないもんだと改めて思う。社長や工場長を「○○の親父」と呼ぶ文化は、自動車メーカー以外にどれくらいあるのだろう。

アラフォーメンバーのアイドル的存在だった美人女子も結婚が決まったとのこと。おめでとうございます。同時に、その場でファンクラブ解散。

何年も付き合ってると、結婚、出産、子育て、仕事の浮き沈み、一人ひとりの人生にいろいろあるわけだが、それらをリアルタイムで共に喜び、悲しみ、大変さを分かち合い、励まし合ったりできるメンバーと、こうしてお酒を飲んでいられることに幸せを感じる。

2011年5月12日木曜日

花瓶に水をあげましょう

5/11、水曜日。

・メールDMの原稿書き
・名刺交換させて頂いた皆さんへのメール送付
・某大学主催、企業の人事担当者と大学キャリアセンターの皆さんの座談会企画の日程調整と連絡(大学広報課発行の誌面企画。テーマが「キャリア・就職」なのだが、大学と企業で会話が「すれ違い」にならぬよう、私にも座談会に参加してほしいとの依頼)
・学生向けセミナーのポスター・チラシのデザインチェック、デザイナーとのスケジュール及び発注額調整
・学生向けセミナーの準備(アンケート等のフォーマット作成)
・学生向けセミナーの企業向け提案(メール&TEL)

そんな感じで夜。

「なるべく小さな幸せと なるべく小さな不幸せ、なるべくいっぱい集めよう そんな気持ちわかるでしょ」

ブルーハーツはそう歌った。不幸せというか、うーんどうしてそうなるのかなぁ、という出来事がいくつかあり、ちとダウン気味。いかん、花瓶に水をあげなくては。心のずっと奥の方に。

夜、DVDで落語鑑賞。
入船亭扇辰さんの「目黒のさんま」が気持ちいい。

2011年5月11日水曜日

採用広報12月以降は「誰が」得をするのか

5/10、火曜日。

ほぼ社内。夕方から気分転換のため喫茶店で仕事。

日中、懇意にして頂いている採用支援会社の社長からTEL。情報交換など、珍しく電話で30分も話し込む。採用活動に関する経団連方針の解釈や、それに伴う企業の採用手法の変化、大手就職情報会社の動きと、小規模就職情報会社のこれからについて。

「広報は(3年の)12月以降」「選考時期は4年の4月以降(変わらず)」で決定しそうな13卒者採用活動だが、これ、「本当は選考時期も変えたかったが、今年はそこまで議論が進まなかった(同意が得られなかった)」という捉え方をしていた。少なくとも、(結果がどうあれ)良心に基づいて議論したうえで「誰も得をしないだろうけど、ともあれ、早期化防止の一手を打ったことに意味がある」と考えているんだろうな、と推測していた。が、この社長と改めて「誰がこれで得をするのか」を話しているうちに、いくつかの日本を代表する業界・企業が、特定学生の採用活動を有利に進めるための「狙い通りの結果」ではないかと、はたと思ったり。あ、だとすると、大手就職情報会社の(ある種)画期的な決断も、学生全体には配慮しない一部大企業の横暴を手をこまねいて見ているわけにはいかねぇぜ!という対抗措置なのかも。…妄想しすぎ?それにしても、ホントに推測通りなら、終わってるな、既存の日本の大企業。なんとか裏取れないかな。


学生向けセミナーの準備と事後処理のスケジュール表を作成したら、やることがたんまりあることが改めて分かり、笑ってしまった。真面目に定期アルバイト募集しようかな。でも自宅兼オフィスだからなぁ。


『ストーリーとしての競争戦略』(楠木建/東洋経済)ライン引いているところをザーッと再読。内容を思い出したので、明日から自社の来期戦略を考える。それにしても名著。

2011年5月10日火曜日

facebook はじめます

5/9、月曜日。

GW明け。資料郵送や銀行振込など、ちょっとした用事以外はずっと社内。

<私の週明けの朝仕事>
・年、Q、月、それぞれの目標と方針、そしてそれらを達成した際のインセンティブをまとめてあるシートを眺めて、にやにや。妄想。(15分)
・週のToDoリストまとめ(30分)
・ToDoリストをスケジュール写し。googleカレンダー。(15分)
・急ぎで対応が必要なメール返信、5分以内で対応できる内容に関するメール送信。ワーっとなりながら。(1時間)

計2時間くらいの週明けの朝仕事。この時間配分ってどうなんだろう。一般的なのだろうか。

私は今は一人で仕事をしているので、会議がない。だから、行動計画のすり合わせ、情報共有、定例外会議の時間調整(こういうのが意外と時間かかるんだよね)に時間を使わないし、コミュニケーションギャップややる気ギャップでイライラしたりすることもないのだが、一方で、誰からも突っ込まれないわけである。「本当にその計画でいいの?こっちの方が優先度高くない?」みたいなことを誰からも言われない。

すると「緊急」が「重要」よりも優先されてしまいがちになる。「これとこれこれをやれば今週OK!」みたいな。

……うーん、31歳で新入社員みたいなこと書いているけど、このレベル感、大丈夫なんだろうか。

真面目な話、私にとって今の「重要」は2期目(7月以降)の展開である。

5月から各大学で全学年対象セミナーを開催するのだが、これが、11月末まで続いていく。ぼーっとしていると、あっという間に年末である。「もう師走じゃん」いうことになりかねない。だから外出の少ない今週のスケジュールに、ガツっと「2期目の戦略考」の時間をつくってみた。

気になっているのは、facebook。
一応、登録はしていたのだが、ほぼ使っていなかった。

戦略考の際に、機能や使い勝手を知っておかないといかんよな、と思い、「緊急」仕事を終えた夕方(その間、幸先よくセミナーのお申込も、調整案件進捗もあった)、個人アカウントのほうをいろいろいじってみた。

……面白いじゃん。すごいじゃん。

「友達を検索」機能で1時間引っかかり、チャットして、飲み会を調整した。そんなわけで、あっという間に夜。

Web見ていて疲れたので、早めに仕事終了。

2011年5月8日日曜日

2011年のGW

5/3、火曜日。

GW突入。朝イチの飛行機で嫁の実家、広島へ。

早割っていうのかな、片道13,000円弱。自宅から羽田空港までも1時間かからないし、本読んだり、うとうとしているうち、あっという間に広島着。

車で迎えに来てくれていたお義父さんと一緒に、空港近くの公園に立ち寄り(久しぶりにヘビに遭遇)、お昼前には実家着。夕方までのんびりだったので、『錨を上げよ』(百田直樹/講談社)上巻を読了。

嫁、お義父さんとお義母さん、嫁の妹夫婦とお子さん(私の姪。名前はメイちゃん)、そして大正生まれのお爺ちゃんとお婆ちゃん、皆で近くの温泉へ行き、料理屋で美味しいご飯。お酒もだいぶ進み、お店の外でタバコを吸っていると、お店の板前さんがちょうど後片付けで外へ出てきたところだった。職業病なのか、酔いも手伝ってその板前さん(60歳くらい)に仕事の話をあれこれ聞く。20年ほど、自分で寿司屋を営んでいたそうだが、なかなかうまくいかず、数年前からこのお店の板前になったとのこと。「会社員が一番いいよ。自分の好きなことして金もらえるんだから」と言っていた。

ところで、お義父さんお義母さんも酒飲みである。特にお義母さんは「ご飯時にビールは飲まん」と最初から焼酎を飲むような人。ロックで数杯グビグビと。「焼酎3杯までは覚えとる。その後はいつも記憶ないんよ。ガハハハ」という人なので、帰省するともちろん私とグダグダになって飲みまくるのである。当然この日も、帰宅後、二人きりでなんやかんやと語り合っていた。二人とも内容を覚えていないんだけど。


5/4、水曜日。

嫁、お義父さんとお義母さん、嫁の妹夫婦とメイちゃんで一緒に鳥取へ。途中、渋滞もあって、サービスエリアに立ち寄りながら3時間以上の長旅。1台に皆が乗り込んで行ったのだが、運転手がたくさんいるので交代しながらのんびりと。

国立公園へ行き、嫁とお義父さんとお義母さんと4人でトレッキング。妹家族は別コース。約1時間半、山道を歩き(雪がところどころに残っていた)、神社で拝み、気分爽快。樹齢何百年は経っているだろう大樹に圧倒され(抱きついてパワーをもらい)、雄大な景色を眺め、無の心境。

夜はペンション泊。帰省すると恒例の、男3人の将棋対決。この日は2勝2敗。ゲームよりも人間同士の方が格段に面白い。

夜中、トイレに行ったのだが(部屋を出て10メートルほどの共同トイレ)、突然、「あ、霊がいる」と強烈に怖い思いが込み上げてきて、すごい勢いで部屋に帰って布団を被る。別に霊感は強くないのだが、何だったんだろう。


5/5、木曜日。

花回廊という、花のパラダイスを嫁とデート。裸足になって芝生や土を歩き(小学生でもそんなことしていなかったが、どうしてもやりたくなってしまったのだ)、デトックス。1週間前、深大寺で裸足で芝生の上を歩いた時、何とも言われぬ気持ちよさを知ったのだが、これはオススメ。足の裏に血が通い、血流がすんごく良くなって、声の出方も変わるほど。聞いている方は分からないらしいが、話す仕事をしているので、自分の声の出方が調子いいかどうかは微妙な違いでもすぐに分かるのだが、明らかに違うのよ、裸足で歩いた後は。

昼からまた皆で合流して、バーベキュー。メイちゃん(1歳半)に、自分のおでこを自分で叩き「あちゃー」という仕草を教え込む。けっこう万能だよ、これ。

島根の浜田市へ移動。途中、出雲の道の駅で休憩。なんだこの海のきれいさ!誇張ではなく、エメラルドグリーンの海。真っ白な砂浜。沖縄に行ったことがない私にとっては、今まで日本で見たなかで一番キレイな海だった。はしゃいでしまい、またも裸足で砂浜を歩きまくった。カップルがたくさんいたのだが、美人が多かった。出雲美人って言葉があるか知らないけど、そういう感じ。いつか国内一人旅する機会があったら出雲にしよう。

旅館が海のすぐそばで、ビールを飲みながら落ちてゆくオレンジ色の夕陽を眺め、将棋。ご飯。将棋。この日は2敗。くー。


5/6、金曜日。

6時前に起床して、男3人で釣りへ。釣果ゼロ。残念。でも、海釣りを気持ちだけでも味わえて良かったな。8時の朝食後、お義父さんと妹の旦那さんは再び繰り出し、何とか1匹釣りあげていた。私は部屋で読書。海辺の石畳(名称忘れた)を歩いて歴史を感じ、山道を歩き、昼は皆で市場で魚を食べて、夕方帰宅。

ここ数日、美味しい刺身ばかり食していたので「カレーが食べたい」とわがままを言い、夜はカレー。嫁の昔ながらの友だちも顔を出して、嫁、妹、お義母さんと一緒に(女4人)とお酒を飲みながらバカ話。女子ってホント話があっちこっち行って愉快。脳のつくりが男とは違うことをこういうときに感じる。

飲みすぎることもなく、早めに就寝。


5/7、土曜日。

朝イチの飛行機で東京へ。6時起き、7時半広島発、9時羽田着、10時半自宅着。文明の利器。

『錨を上げよ』(百田直樹/講談社)読了。恋に生き、欲に従い、愛を知り、けれど本質は変わっていない自分に愕然として、それでも逞しく生きていく主人公の生き様を、自分の生き方と比較しながら読んだ。上下巻で1,200P以上の大作。2011年、私の読んだなかではベスト小説。

仕事がしたくなる。約1週間、愉快に笑い、花と姪を愛で、山と海から気をもらい、お金を使って遊び続けたわけだが、与えられてばかりじゃやっぱり得られる喜びって限られている。人に、世の中に、貢献できているという実感こそ、人が幸せを感じられる要素だと改めて思ったのだ。

週明けから元気に働こう。

2011年5月2日月曜日

6日(金)は休みます(事務連絡)

5/2、月曜日。

連休の谷間の通常日。今日も金曜も休みにして10連休の人って、どれくらいいるのかな。

私自身は、GWに有休も使ってそういう風に一気に休んだことはないのだけど(たぶん。記憶が朧)、こういうのって会社の雰囲気と、自身の習慣なんだろうな。入社当時から、先輩たちがそれを当然のようにしているなら、それが当たり前になるだろうし、前職時代の私のように、連休中にも一度会社へ行って、メールチェックやら何やらやっておかないと、通常営業日に戻った時にバタバタするのが嫌、という人もいるだろうし。

午前中に商談1社。
こういうタイミングということもあり、先方ものんびりムード。今まであまりお話していなかったことも話せて良かった。私がファシリテーターであることとか。…セミナーでしかお会いしていない採用責任者の方とかからは「ところで伊藤さんって、いろんなセミナーで見かけるけど、本業は何をされてるんですか?」と聞かれることもある。ファシリテーターです。

午後からは、オフィスで仕事。

大学から依頼されている取材の繋ぎになったり、セミナーのチラシ・ポスター制作関連を進めたり。制作とはいっても、デザインはもちろんプロにお任せしているのだけれど、複数校で複数回で1回につき複数社が出るセミナーってのは、当然、誤字チェック等もなかなかのボリュームになるわけで、目と神経が疲弊。が、今日すべき分は、何とかやりきった!(当たり前か)

年上の尊敬する人から電話。この人に10日ほど前、「部下が仕事で悩んでいるから、一緒にパーっと飲んでやってほしい」と頼まれて、部下の方と3人で飲んだ。で、今日の電話の内容は「すっかりお礼が遅くなってごめん。この前の件、今日、本人と面談して…」との事後報告。尊敬する所以、こういうところがきっちりしているのって。

夕方になり、4月の振り返りと5月の行動計画。4月はかなり満足のいく月だったのだが、ボーっとしていると営業日が少ない5月がすぐに終わってしまいそう。GWで鋭気を養い、また気合入れて走らなくては。


というわけで、6日(金)は休みを頂きます。
仕事関係者の皆様、お急ぎの件は携帯に直接ご連絡ください。
飲み仲間の皆様、しばし東京にはいませんので、GW明けにまた誘ってください。

祝い酒

4/28、木曜日。

へべれけの頭をたたき起し、9時アポの商談へ。久しぶりに満員電車に乗るが、こんなに体力を奪われるものだったんだと改めて思う。商談は20分で無事に終了。

帰宅すると、某社からの申込書が届いている。感謝。
担当者さんに電話をすると「うちの○○部から連絡いきました?」と聞かれる。どうやら、一定金額以上の申込に対しては、管理系の某部署が直接、価格交渉をするとのこと。申込以後の交渉なので、基本的には価格が覆ることもなく、どちらかと言うと、担当者と商品提供者(この場合は私)の間で、なあなあの取引や、怪しげな取引をしていないか、コンプラ系のために設けられているステップだと思うのだが、電話の直後にちょうどメールがきて、丁寧に返す。

私のような「ファシリテーション」や「セミナー」系のサービスは、平たく言えば、相対的に価格付けされる傾向が強い。メーカーのように、一銭単位で原価を積み上げ、最終利益を確保するギリギリラインで販売額を決める、というよりも、いくらなら顧客に購入してもらえるか(それを見極めるために市場における類似商品の有無、あるならばその価格帯、ないとしてもそれが顧客に妥当だと感じられる価格感)を類推し、営業するわけである。

その商品の値段に対して「価格の妥当性」を突っ込まれると、こりゃなかなか、説明しづらいものなのである。なのであるが、ま、そこは、ビジネスなので、丁寧だけれどあっさり返事をし、すぐにご理解を得る。ひと安心。

夕方、商談で羽田空港へ。
いいなぁ、皆のようにこのままどこかへ旅行へ旅立ってしまいたいなぁ。
と一瞬、そんな欲望にかられるが、仕事のことが頭をよぎり、それどころではないとすぐに思い直す。


夜、複数社から申込書を頂く。
とてもとても嬉しいことが起こる。

忘れるな、感謝の気持ちと謙虚な心。

自分に言い聞かせて、嫁と祝い酒を飲みに行く。

異動する方とへべれけ

4/27、水曜日。

提案書と企画書を作成し、午後から商談。

1社目。起業後すぐに大学内セミナーに参加してくださり、昨年末には、仲良し人事担当者だらけの忘年会に「伊藤さんは面白いから」という理由でお招きくださった某社へ。その担当者さんが、異動ではないのだが、メインの担当から外れることになった。「○○(後任の方)のこと、よろしくお願いしますね」と言われる。会社からいなくなるわけでもないし、全くの別部署に異動するわけでもないのだが、お話する機会は確実に減るだろう。さびしいが、それが会社組織である。

2社目。いわゆる超人気企業。
震災の影響で選考開始をGW明けにしたので、その影響や、選考が落ち着いてすぐに次年度(13年度卒者)の採用計画立案をしなければならないので、いましておくべき準備について等々。業界特性もあるのかもしれないが、まいど、本題をギュッと30分弱くらいの商談。けっこうお話する中身はあったのだが。私はこのギュッとした商談が好き。

3社目。足を向けて寝られない企業。
今後の大きな採用活動方針の話と、大学内セミナーについて。担当者さんは、商談、学内セミナー、この企業の説明会と、起業してからもっともお会いしている一人である。いつもお会いするのが楽しみで、商談後にはさらに元気になっている。いや、お客さんから元気をもらっていてはいけないのだけど。

商談後、そのまま、もう一人の担当者さんと3人で飲み屋へ。そのもう一人の担当者さんが異動になったのだ。

その方と酒席を共にするのは初めてだったのだが、3人で、あれやこれやと盛り上がる。爆弾トークって、その半分くらいは「それのどこが爆弾じゃ」と思うが、本当に爆弾だと、驚くよね。笑いまくった。

許可を得て、異動する方と二人で二次会へ行き(連れまわし?)、へべれけで帰宅。