2011年5月11日水曜日

採用広報12月以降は「誰が」得をするのか

5/10、火曜日。

ほぼ社内。夕方から気分転換のため喫茶店で仕事。

日中、懇意にして頂いている採用支援会社の社長からTEL。情報交換など、珍しく電話で30分も話し込む。採用活動に関する経団連方針の解釈や、それに伴う企業の採用手法の変化、大手就職情報会社の動きと、小規模就職情報会社のこれからについて。

「広報は(3年の)12月以降」「選考時期は4年の4月以降(変わらず)」で決定しそうな13卒者採用活動だが、これ、「本当は選考時期も変えたかったが、今年はそこまで議論が進まなかった(同意が得られなかった)」という捉え方をしていた。少なくとも、(結果がどうあれ)良心に基づいて議論したうえで「誰も得をしないだろうけど、ともあれ、早期化防止の一手を打ったことに意味がある」と考えているんだろうな、と推測していた。が、この社長と改めて「誰がこれで得をするのか」を話しているうちに、いくつかの日本を代表する業界・企業が、特定学生の採用活動を有利に進めるための「狙い通りの結果」ではないかと、はたと思ったり。あ、だとすると、大手就職情報会社の(ある種)画期的な決断も、学生全体には配慮しない一部大企業の横暴を手をこまねいて見ているわけにはいかねぇぜ!という対抗措置なのかも。…妄想しすぎ?それにしても、ホントに推測通りなら、終わってるな、既存の日本の大企業。なんとか裏取れないかな。


学生向けセミナーの準備と事後処理のスケジュール表を作成したら、やることがたんまりあることが改めて分かり、笑ってしまった。真面目に定期アルバイト募集しようかな。でも自宅兼オフィスだからなぁ。


『ストーリーとしての競争戦略』(楠木建/東洋経済)ライン引いているところをザーッと再読。内容を思い出したので、明日から自社の来期戦略を考える。それにしても名著。

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