2011年10月28日金曜日

10/27・千葉大学「知られざるNo1企業の仕事」

10/27、木曜日。

全学年対象キャリアサポートセミナー、本日は千葉大学で「知られざるNo1企業の仕事」。イシダ、千代田テクノル、理想科学工業、リンテックの4社にご参加いただき、No1領域とNo1になれた理由、課題、入社してからの仕事内容などをインタビュー。

アルバイトしてくれている工学部生に学内告知協力をしてもらっているからか、文系よりも理系のほうが参加人数が多くてびっくり。研究の忙しいなか来てくれた人を含め、皆さんに感謝。

以下、参加者の発言内容の一部(順不同、要約)。

・設備投資というよりも、法律の縛りがいろいろある業界なので、その意味での参入障壁が高い。
・社内に公募の提案制度がある。誰がどのような提案をしても良い。新しい研究テーマを提案する技術者もいるし、営業活動の改善提案をする人もいる。事業プランを出す人もいる。
・来訪者があった際、フロアの全員が立ち上がって挨拶するのは、社長の考えによるもの。「わざわざ自社に足を運んでくださった」ことへの感謝の気持ちを込め、おもてなしの心としてそうしている。
・主に文系社員に自社技術を理解してもらうために「技術に親しむ会」を定期開催。一方、技術者は技術者で専門知識を深めるために、社内勉強会もある。
・No1シェアではあるが、今の日本では頭打ち。これ以上の拡大は見込みづらい。当然、海外展開の比重は高くなる(複数社)。
・お客様は病院や官公庁がメイン。いわゆる頭の良い人が多くて、要求レベルも高い。その要求を正しく理解するためにも、賢さは当社にとっては重要な要件。
・研究開発は、シミュレーションで終わらず必ず施策までおこなう。それは大変なこと。それでも技術者は、営業マンやお客様に褒められたときに大きな喜びがある。それがやりがい。
(学生への応援メッセージ)
・若さとは元気の良さ。元気よく頑張ってください。
・充実した学生生活こそ大切。何ひとつ、ムダな経験なんてない。充実した学生生活を。
・身近な人に対する感謝の気持ち、それを忘れないでください。
・今のうちに多くの会社、仕事をみてみてください。昨今メンタルで働けなくなる人が多く、それぞれの方に事情はあるのだろうけれど、正直なところ「そんなに会社や仕事や働き方が合わないのなら、やめちゃえばいいのに」と思うことがある。でも、社会人になってからは他の会社や仕事のことを知る機会はあまりないため、どうしてもその状況の際に視野が狭くなりがち。就活のためだけではなく、もしかしたらあるかもしれない自分のキャリアチェンジのためにも、今の期間を有効活用してください。


そうそう、冒頭に書いたように、理系の方が多かったのだが、研究室に戻るために(理系は夜まで勉強しているのだ)途中退出をした方が何人かいた。そのうちの一人が、退出時、ドアの前できちんと壇上のほうへ一礼していった。うーん、私は君を応援する!

明日は、立教大学の新座キャンパスで「長く働ける企業」。離職率が低い企業ばかり、ということではなくて(実際に低い企業もいるけれど)、「一生同じ会社で働きたい」と望む学生が多くなっている今、そのためにはどのような企業選びや入社後の働き方が求められるのか、人事担当者の皆さんのパネルディスカッション。18時30分からN421教室。立教生の皆さん、お待ちしています。

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