2011年4月20日水曜日

低学年時の過ごし方

4/19、火曜日。

学生向け総合ビジネスを展開している某社へ訪問。

お問合せをいただき伺ったのだが、夏から学生向け就職・キャリア関連事業を注力するにあたって、学生向けセミナー講師を探しているとのこと。講師の仕事は、ご依頼があれば受けることもあるが、あくまで「ファシリテーター(主にはパネルディスカッションの進行や、インタビュー)」が本業であることをお伝えする。まだまだ「就職・採用・キャリア関連の『ファシリテーター』と言えば伊藤」の足固めの時期。

その後、急いで某有名経済誌の本社へ。取材を受ける。

ある方の紹介で今日の取材に至ったのだが、「大学生、特に低学年は何をすべきなのか」という記事をまとめようとしていた編集長が、その方から「そういう内容であれば、大学内で、全学年対象のセミナーを企業を招いて展開している人がいますよ」と私を紹介してくださったのだ。感謝。

掲載されるとすればWEB記事なのだが、直前に電話がかかってきて「できればインタビュー記事にしたいので、写真撮影もいいですか?」と言われ、カメラマン立ち会いでの取材。「薄い顔ですみません」とか軽口を叩きながら取材開始。

1時間30分近く、素直に考えていることをお伝えしたのだが……
うーん、つまんないな、私の意見。インタビューすることが多い立場の私からしても、相手が自分だったとしたら、「見出しに使えるようなエッジのたった言葉を引き出したい」って思うかも。編集長、書きづらくてすみません。

あれやこれや話したのだが、要点は

・充実した学生生活が大事
・充実とは、自分で考え決めた目的と目標、そして行動があり、それを(失敗しても)やりきること。目標は客観的に評価できる数値化されたものが良い。PDCAをまわすクセづくりもできる。
・それがあれば、学業でも、部活サークルでも、アルバイトでも、「何を」頑張るかは何でもいい。数値化できず矛盾するので言いづらいが、恋愛でもいい。
・そういう学生生活を過ごそうという動機づけや、きっかけづくりとして、社会人が普段している「リアルな仕事」を知ったり体験したりする機会や、社会人が「働くこと」についてどう考えているかを知ることは重要。
・○○業界に就職したい、○○社に入社したい、という類の「目的」は就活を始めてからでよくて、学業や部活サークルやアルバイトなど、所属している組織、おかれている立場での「数値化できる目標」を設定し、行動し、(失敗し、)改善する日々を過ごすことこそが、結果的に就活もうまくいくのではないか。
・就活のために頑張る、就活を頑張る、のではなく、大学生と言う名の通り、大きく学んで生きる4年間にしてほしい。
・将来のこと、友人との関係、恋愛、諸々をじっくり悩んでほしい。学生だからこそ、思うのではなく、考えるのでもなく、答えがないものに対して悩んでほしい。

……うん、記事にまとめてもつまらない。つまらないが、本音である。

記事になるのか、なるのであれば編集長がどのようにまとめてくださるのか、楽しみである。のほほんと待とう。

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