6/10、金曜日。
午前中、銀座で1社訪問。初めてご訪問する企業だったのだが、担当者さんからその場で仕事の口頭依頼。ただ、正式には社長決裁だそうなので、どうなるだろうか。
その後、喫茶店にこもって仕事。都内で数カ所、集中して仕事ができる喫茶店(混んでおらず、隣席ともスペースがあり、wifiが使える)を抑えている。ホントはターミナル駅ごとに把握しておきたいのだけれど。
夕方、税理士さんと打合せ。
この6月で1期が終了する。会計上は売上(請求書の発行期)ベースで計算することになり、既に1期売上は見えているから、そこから販売管理費等を引いて最終利益が出るか否かを試算。要は、黒字になるかどうかという話なのだが、ふむふむ、ふむふむ。
・・・・・・
夜、取引先(お客様)の男性担当者さん(Aさん)と飲み会へ。
取引先の方とは、たとえば、参加して頂いた大学内セミナーの帰りに「お時間あれば、居酒屋よっていきます?」みたいなお誘いをすることはあるのだが、敢えて日時を設定して飲みに行くことはほとんどない、「男同士で二人きり」というのは。女子は楽しいから「仕事抜きで!」と言ってたまに行くけれど。
入社4年目のAさんを私からお誘いたのには理由がある。
数ヶ月前、前任のメインの担当者さんが異動した。Aさんはそれまで、そのサポートというか、半OJT状態というか、Aさん自身で何かを決める権限は何もなかった。
直属の上司が異動し、Aさんがメイン担当者となった。
失礼ながらAさんは、たぶん、器用ではない。自分の考えを通すために、決裁者である上司をうまく説得することも、周囲に事前根回しをして仕事を進めやすくすることも、まだ、得意ではないだろうと、失礼ながら思っていた(ってホントにすみません)。
そんなAさんから「伊藤さん、○○の企画だけは、上司をごり押ししてでも通します。もう少しだけ、検討のお時間をください」というメールが届いた。数日後、結果がでた。ダメだった。上司はAさんの提案を却下した。再びメールがきた。「本当に申し訳ありません。私の力不足です」。
その時に思ったのだ。今回は仕事にはならなかったけど、あの不器用な感じで、何とか上司を説得しようと頑張ったAさんを労ってあげるべきではないかと。社会人の先輩として。
いや、もちろん、ビジネス的には「伊藤がその上司に根回ししとけよ」みたいな突っ込みもあるのだが、そこら辺はですね、個別の事情もあり、ごにょごにょ…。
で、飲んだのだ。
横国の後輩だったのだ。
私が想像している以上に、社内で大変なのだ。悔しい思いをしているのだ。
「伊藤さん、今日は飲みたいっす。大学の後輩として今日は接してもらえませんか」って言うのだ。向こうからの申し出でそう言われたらもう、タメ口で「おい!次はどこ行くんだ!」って言っちゃうのだ。
まぁお金もたくさん使ったけれど、酔った頭に思いだされたのは、同じように私が仕事で行き詰っているとき「うるせー伊藤、文句言う前に結果出せ!金のことなんて心配すんな、今日は飲め!」と引きずりまわしてくれた社会人の先輩方の顔だったのだ。それは、お客様、パートナー企業、社内、関係はどうであれ、同じように試練を乗り越えてきた、紛れもない社会人の先輩方だったのだ。
その人たちはみな「今日は本当にありがとうございます…」と(時には泣きながら)帰り際に私が言うと、同じこと私に言っていた。
「俺に感謝しなくていい。俺も社会人の先輩たちに、同じようにしてもらってきた。俺は社会人としてそれを引き継いでいるだけ。お前もいつか、社会人として、頑張る若手に同じことをしてやれ」
うん、社会人って悪くない、と改めて思った金曜が更けていった。
0 件のコメント:
コメントを投稿