2011年11月22日火曜日

11/21・横浜国大(業界編)「専門商社・流通」

11/21、月曜日。

全学年対象キャリアセミナー、本日は横浜国大の「業界編」第8回。テーマは「専門商社・流通」アイア、髙島屋、日本鐵板の3社に、業界構造や今後の動向についてプレゼンして頂き、私からのインタビュー、学生の質疑応答。

以下、参加企業のプレゼン項目や内容の一部(以下の数値はプレゼン時には全てデータ元有)。

【アパレル】
・2010年の国内アパレル総小売市場規模は前年比98.5%の8兆9,230億円。うち、63%が婦人服洋品、27%が紳士服、10%がベビー・子供服洋品
・アパレルの流通経路(原糸メーカー/商社/テキスタイルメーカー/テキスタイル卸/染色整理業者/縫製業者、ニッター/アパレルメーカー(企画・元卸)/二次卸・地方卸/小売)→アパレル業界の人、と言っても様々
・SPA、OEM、小売店について
・アパレル市場を取り巻く環境(消費低迷、販売チャネルの多様化、ブランドの同質化、海外アパレルブランドの参入、原価・工賃などの高騰)

【百貨店】
・流通業とは:生産者→「卸業→運輸業→小売業」→消費者、という流れの「カッコ」内の業界。小売業は、最終消費者と直接接することができる業界=BtoC。
・百貨店業界の市場規模:6.3兆円
・百貨店が商品の選定を通してお客様に創造・提供する価値は「お客様の豊かな時間」
・百貨店業界の再編、厳しいと言われる百貨店業界における、髙島屋の戦略

【鉄鋼業界、鉄鋼商社】
・世界と日本の粗鋼生産量の長期推移(2008年の世界金融危機が実体経済にも急速に波及し、2009年は大きく落ち込み。しかし2010年には持ち直し、14.1億トンと再度過去最大を更新)。中国の急成長。
・世界の粗鋼生産量上位→アルセロール・ミッタルがダントツトップ。国内企業合併の動き。
・鉄の流れ:製鐵会社・高炉メーカー→鉄鋼商社→加工・住宅メーカー・特約店等→消費者
・商流と物流解説


次回の横浜国大は、11月24日(木)。宇宙航空研究開発機構(JAXA)、国際協力機構(JICA)、住宅金融支援機構(JHF)。そう、『独立行政法人』という括りで、それぞれの機構が税金を使って何をしているのか、教えてもらうセミナーなのだ。私自身もとても楽しみ。横国生ぜひ。

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