2011年11月29日火曜日

11/28・立教大学「面接官の本音」

11/28、月曜日。

立教大学で全学年対象キャリアセミナー。テーマは「面接官の本音」。かなり“就職活動寄り”のテーマではあるのだが、そもそもどうして新卒採用をおこなうのか、どのような学生を採用したいか、学生生活への期待など、低学年の皆さんにも役に立つ(と思われる)プログラム構成。もちろん、面接では何を見ているのかというストレートな話も伺った。参加してくださったのは、アフラック、日本鐵板、ハイマックス、三菱電機ビルテクノサービスの4社。

以下、参加者の発言の一部(順不同。要約)。

・企業が新卒採用するのは、ひとつは組織活性化のため。新入社員が入ると、受け入れる側は皆、嬉しいし、背筋も伸びる。もうひとつは、特に2年目社員が成長するから。入社してすぐに「仕事」ができるわけではないけれど、皆さんが入社してくれること自体に大きな「価値」がある。
・学生時代には、好きなことをやりきってほしい。というと漠としているけれど、自分のために自分がやりたいことを一回やりきってほしい。そうすると「自分の欲を満たすための『やりたいこと』って大したことないな」と気付く。人のために何かをする、それが仕事なので、その意味を考えるために、日々のちょっとした我慢をはずし、自分のやりたいことをやる時間を。
・12月1日以降の、いわゆる“就活”が始まると、インターネットや友人など、いたるところで「あの会社は、あの仕事は、あそこの選考は○○らしい」という噂が出回る。けれど、同じものを見ても、同じことを聞いても、人によって感じ方も評価も異なる。自分が納得できる就職活動をするために、自分で見たことを、感じたことを、考えたことを信じてほしい。
・コミュニケーション能力は、伝える力と聞く力、両面ある。就活でも仕事でも「年齢も価値観も異なる人に対して」伝える力と聞く力が求められる。今のうちから多様な人とコミュニケーションを。
・面接で見ているのは、「仕事ができる可能性のある人か」。仕事ができるためには、意欲も継続しなくてはいけないし、上手くいかないときに創意工夫できる力も必要。学生時代の経験を確認することで、それらができる人か否かを類推している。
・人事は皆さんのことを本当に知りたい。だから話に納得できなければ「なんでなんで?」とつい突っ込んでしまう。選考は騙し合いの場ではない。相互理解の場。
・就職活動では「こうしなければならない」ということはほとんどない。けれど、社会人になるためのステップ。社会人であればNGとされる行為、たとえば遅刻するのに電話一本入れないなど、そういうことのないようにしてほしい。
・企業も選考を通じて合否を決めますが、皆さんも企業を選ぶんです。プライドもって企業を選んでください。


同企業、同テーマで立教大学・新座キャンパス開催は、11/30(水)18:30~20:00・N421教室。新座の皆さん是非。

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