2011年11月15日火曜日

新領域への進出・・・

11/14、月曜日。

「今日中にやらなければならない仕事」が午前中に終わったので、午後はお気に入りの喫茶店で考え仕事(店員さんからも他のお客さんからも全く注目されない壁際のいい席が数席あるのだ)。今後の事業展開について。


私は「キャリア領域に特化したファシリテーター」として活動している。名刺にも「ファシリテーター」という職業を「代表取締役社長」よりも前に書いている。そういえば先日、学生からセミナー後に「どうすればファシリテーターになれるのですか?」と聞かれて「名乗ればなれるよ」と答えたが、「ミュージシャン」とか「作家」とかと同様、名乗るのは自由であり、それでご飯を食べ続けられるか否かがプロとの境目である。


年に数回、講演の仕事もご依頼いただくので、そのときは講師としてお話させていただくこともあるが、あくまで軸足は「ファシリテーション」においていて、いわゆる講師の方々はもちろん、就職/採用支援会社の皆様とは異なるポジショニングで仕事をしている(だから皆さんと情報交換も気軽にできる)。1点突破である。


ファシリテーションスキルには

1)場のデザインスキル
2)対人関係スキル
3)構造化スキル
4)合意形成スキル

があるとされ(『ファシリテーション入門』〔堀公俊・日経文庫〕より)、会議ファシリテーターとか、ワークショップとか、アライアンスファシリテーターとか、活躍の場をどこにおくかでさらに細分化されるわけだが、私の場合は社会人インタビューを、(2)対人関係スキル、特に「受け止め、復唱して承認し、安心感を提供してさらに意見(思い)を引き出す」ことを「まだ働いたことがない、学生の前で」おこなっている。2011年は58回、計200人超の社会人に対して。派生して「キャリアセンターと人事担当者の座談会の仕切りもやってください」というご依頼などもある。


今日考えていたのは、「ファシリテーションスキル」を、学生にとっての「キャリア」-いわゆる「就職」-領域ではなく、全く別の領域で活かせないかということ。端的に言えば、恋愛、結婚領域である。


人生の一大事(キャリアチェンジそのものやキャリアチェンジになる主因)って、進学、就職、結婚、出産、自宅購入、転職、介護、退職(再就職)、死別……まぁいろいろあるだろうけれど、就職と結婚、は様々な面で似ているなぁと思っており、今のスキルとビジネスモデルを結婚領域でできないか、考えていたのだ。



で、暫定結論。しばらくは、大学生の「就職-キャリア」領域に集中します(なんじゃそれ)。

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