2011年2月5日土曜日

魅力的な仕事、やりがいのある仕事

2/3、木曜日。

日中、2社の企業へ訪問。採用担当者さんと商談。

1社は総合商社だったのだが、13卒者向け新卒採用活動スケジュール大幅変更の件、やはり「上の意向」と「現場の困惑」が起きているのね。ふむ。

夜、新宿で人と会う。

この方も採用担当をしている方で、仕事での関係もあるのだが、数日前、twitter 経由で「相談にのっていただきたい」というメッセージがきて会うことになった。

ご本人もちょっと混乱気味だったようだが、私もお役にたてるような情報提供や(僭越だけれど)アドバイスができなくて恐縮。うーん、採用担当者ご自身が「うちの会社の営業の仕事って本当に魅力的なんだろうか…」と悩んでしまう気持ち、分からなくもない。たいへんだしね、営業。で、ご自身が心の底ではそう思ってしまっている自分に気づいているからこそ、学生と向き合うなかで、困惑し、力強く学生に「一緒に働こう!」と言えない、という感じだろうか。だから実務的な仕事も滞りがちになるという悪循環。

魅力的な仕事かどうか。やりがいのある仕事かどうか。

魅力的な仕事、やりがいのある仕事に「する」のは、働く本人である。仕事そのものに絶対的な魅力度(魅力度偏差値?)なんてものはない。人によって「好き・嫌い」「向き・不向き」があるから。

言えることは、どんな仕事も大変だ、ってことである。

そして、経験上、どんな仕事でも「やりがいありますよ!」と言い切る人たちは、「好き」で「向いている」仕事に出会えた人たちよりも、覚悟をもってその仕事に取り組み、大変なことの先にある喜びを自分の手で、手に入れたことがある人たちである気がする。

「営業」という現場と、「学生」という未来の繋ぎ手である採用担当者のAさん。
ひとまず、営業マンと飲みに行ってみてはいかがでしょう。

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