2011年2月24日木曜日

好きになる力

2/23、水曜日。

午後、某社説明会のファシリテーター。
出てくださった、アパレルショップの店長の方がいいこと言ってたな。「まずはお客様を好きになる、ということが大事だと思っています」と。

人を好きになれること。

これは、ひとつの能力だと思う。

仕事でも就活でも「どうすれば自分は好かれる(採用したいと思われる)か」に視点が偏ってしまいがちだけれど、大切なのは「まず、自分が相手を好きになる」ことではないだろうか。「好かれると好きになる」という、わりと単純な心理を、「自分が好きになる(ことで好かれる)」か「好きになってくれた人を好きになる」の違いであるが、これ、重要な違いだと思う。自分のことを好いてください!(だってこんなに能力があって賢くて容姿がよくて、ね、私っていいでしょ!)とがなり立てる人が、意中の相手から好かれることは残念ながら少ない気がする。恋愛に置き換えれば分かりやすい(仕事も就活も、根っこは「人と人」なので、置き換えて考えていいと思っている)。あ、恋愛充実者は就活もうまくいきやすい、という経験則があるのだが、もしかしたらこの辺のことが沁み込んでいて、面接での振る舞い方に(無意識的に)現れるからかもしれない。比喩としての恋愛ベタは、うまくいかないと、自分のアピール力が足りないからだと考え、さらにがなり立てる。絶叫する。そして最後は「自分の良さを理解しないあいつはバカだ」とかなんとか、相手を悪者にして立ち去っていく。

説明会会場の新宿のホテルを出ると、今日も、就活生に何かを勧誘している人たちが数名。困っている(不安になっている)就活生をビジネスターゲットとすることには何も思わないが(「就活生を食い物にして!」みたいな感情はなくてクールにみている)、内定塾のような講座をやっているんだろうな、と推測すると出てくる、私の中の気持ち悪さを考えていたら、上に書いたことと繋がったのだ。「面接官は何をどのようにみているか」「そんな相手に評価=好いてもらうためにはどうすれば良いか」を彼らは自信たっぷりに語るのだ。確かに面接官の視点を知ることはとても大事だけれど、だからどう振る舞えばいい、というのを習ってそのまま実行することは、逆に内定から遠ざかってしまうのではないだろうか。って内定講座ありきの想像で書いてるけど。

何の話を書いていたんだっけ。

そう、好きになる力の話。

私は人を好きになる力は高いと思う。たぶん。
あまり自信がある能力はないのだが(反対に欠けている能力はすらすら言える)、人を好きになる、という力はわりと自信があるのだ。

特に、女子。

女子が、好き。

あまり公に言う人がいないので、書いてみた。
私のことを知っている人は皆、知っていると思うけど。

で、夜、高校時代の後輩で、好きな女子とお酒を飲んだ。
ますますキレイになっていくなぁ。彼女の結婚式、司会をやることになりそうだなぁ。そんなことになったら司会しながら号泣しちゃうなぁ。勝手にお兄さん気分になっている。

好きな女子はたくさんいるし、飲みにも行く。
ただ、念のためだが、愛しているのは嫁である。嫁は私の女子交友録を把握しているし、二人で飲みに行くことも止めない。「モテる男たれ!」と思っているようである。うまいこと、育てられている気がする。先日は「○○さんとか、○○ちゃんとか、かわいい人たちが、なんであなたと飲みにいってくれるんだろうね」と本気で不思議がっていたが、納得のいく答えは見つからなかったようである。

仕事しよう。モテる男になろう。

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