2011年7月4日月曜日

2期が始まった

7/1、金曜日。

第2期のスタート。

昨日(6/30)で第1期の数字も正式に閉めたので、本日はじっくりと1期の振り返り。各種の数字を洗い出し、冷静にその意味を考える。特に1人で仕事をしていると、振り返りに対しての突っ込みがないからこそ、数字だけが事実を真っ直ぐにつきつけてくれる大切な要素になる。

・取引社数は39社
・営業訪問社数(商談数)は延べ173回
・大学キャリアセンターへの訪問数(商談数)は18校42回
・大学教員への訪問数は5校6名9回
・大学共催の全学年対象学内セミナーは、2010年に2校9回実施、2011年に5校39回が決定(実施中)
・大学内での就活セミナーは1校2回実施
・企業説明会(セミナー)は、2社24回にファシリテーターとして参画
・就活関係者向けセミナーを、1回開催
・人材ビジネス関係会社への挨拶回り、情報交換は、12社と実施
・メディア掲載1回(東洋経済オンライン)

ざっとこんな感じなのだが、企業なので当然、損益が大事である。受注の、時期別、商品群別、顧客別も改めて眺めてみる。支出についても、原価、販管費の内訳を眺めてみる。

んん。

反省点も多々あるが、何もない状態からはじまった1期目にしては、ある程度、良い出だしではないだろうか。

そう。

思いだしてみれば、1年前は、なーんにもなかった。

起業前に作成した事業計画書も読み返してみたのだが、要は「ファシリテーションスキルを武器に、キャリア・就職・採用領域で、ミスマッチ防止・就職率向上・社会人基礎力向上に貢献する」としか書いていないわけである。

自己資本金のみ、商品無(自分のスキルのみ)、社員も自分だけ。

いま思うと、ちょっと笑える。

30歳にして、その生き方を選択した自分のバカさ加減にである。「なるようになるし、ならないようにしかならない」とやっぱりどこかで思っているんだろうな。私にとってはおもしろいし、後悔しない生き方。この1年間で、起業した人たちとのネットワークも広がったし、「起業したいと考えているんですが…」と相談を受けることも何度かあった。起業する人たちと、したいと思っているけれどしない人たちの違いは、ここにある気もした。「なるようになる」そんな、どこかあっけらかんとしている人じゃないと、先が全く見えないなかで、その生き方、働き方を選択しようと思わないと思う。ちなみに私は(嫁には悪いが)貧乏になってもあっけらかんと笑って生きていける気がする。

1年前と状況が変わった。

お客様がいて、仕事をくださる大学の方々がいて、「こんなことしましょうよ」とネタをもちかけてくださる方も増えた。「来年からはうちの大学でもセミナーやってください」と言ってくださっている方もいる。心から感謝。

ただ、まだ、ぜーんぜん、守りに入る局面じゃない。

「今年と同じやり方で、同じくらいの受注を目指し、同じくらい働いていこう」

そんな風に思った瞬間、市場から見放されるはずである。変化し続け、挑み続けること以外に、安定への道はない。


2期、新たな取り組みもいくつか始める。
失敗してもそれが成功へのステップだと思いながら、試行錯誤を繰り返そうと思う。

テーマは「法人としての礎を築く年」。

感謝の気持ちと謙虚な心を忘れずに。

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