2011年7月11日月曜日

腰と背筋の鈍痛

7/8、金曜日。

朝、6時過ぎ。


「んぐっ……!!」


そんな自分の声で目が覚める。

頭がちょっと混乱。夢ではないことが徐々に分かる。

腰から背筋にかけて、強烈な鈍痛(こんな表現じゃ伝わらないよな)があり、誇張ではなく、体が動かない。


救急車?これって救急車よんでいいんじゃない?


自分に問いかけるが、携帯がある場所に手を伸ばすこともできない。


嫁は朝イチで仕事があり、既に会社へ行ってしまっている。


ピンチだ。


ピンチはチャンスだ。

社会人になってから幾度となく言ったり聞いたりしてきた発言だが、今はちがう。ただのピンチだ。

ひとまず「なかったことにする」作戦を試み、寝てみる。
すぐに起きる。動けない。

1時間ほど、そんなふうに冷や汗をかきながらジタバタしているうちに、なんとか起き上がることができる。さらに1時間して、歩けるくらいになる。気を抜くと、激鈍痛が走る。

タクシーに乗り、病院へ向かう。

人が多い。

受付を済ませ、整形外科に並んでいると、看護師さんがきて「伊藤さん、ごめんなさい。医師が二人いるのですが、一人が急な手術に入ってしまい、もう一人だけで対応しているので、あと2時間は待ちます…」とのこと。人として軽蔑されることを覚悟で書くが、「その手術、ホントに今じゃなきゃダメなのか」と心のなかで疑う。

今日は午後からセミナーがあり、その前にも何とかしておかなければならない仕事があるのだ。11時にはオフィスで仕事に取りかからなければならない。けれど、待ち時間を聞くと、それは無理かもしれない。思案する。焦る。思案する。焦る。

病院は諦める。

しかしその頃には、普通に歩けるくらいにもなり、自転車も漕げそうだったので、いったん自宅に戻り、自転車に乗って近所の整骨院にいってみる。

初めて行ったところなのだが、先生が気を遣ってくれ、優先的にみてくれることに。


「伊藤さん、心配しなくていいですよ。骨や神経ではありませんね。腰から背筋にかけての、一部の筋肉損傷です」

安心していいのかどうか分からない。ただ、病院に通ったりする必要はないとのこと。

「早ければ数日で戻ります。長くても1週間かな」

あー、良かった。

「疲労と、変な動きによるものだと思いますよ。昨日、急な運動とかしました?」

いや、運動はしていない。……あ、居酒屋で変な体制で30分くらい、アンケート熟読した!

「あー、たぶんそれですよ。電気とマッサージしておきますね」


そんな一日の始まりであり、仕事も若干のトラブルがあり、午後からは横浜国大セミナー。


整骨院のおかげか、セミナーが始まることにはほぼ普通の状態に戻っており、特段気にせずにセミナーのファシリテーターもできた。


体調管理も仕事。


年とともに、こういう「体のガタ」みたいなもんにも気を遣わなくてはいけないな。

運動しよう。体、鍛えよう。それも仕事。

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