2010年12月1日水曜日

美人事

12/1、水曜日。

美人事、が流行っているらしい。

らしい、という言い方もあれだけど、twitter を読んでいる限り、「美人事が集うクリパ(クリスマスパーティー)」とか「美人事トップ3」とか、そんなtweetが盛況。で、今日、メールで、その美人事の一人から忘年会のお誘いがあった。メールの最後には、こんな一行。

「正直、美人もいません・苦笑」

・・・・・・

日本企業の人事の仕事の本質は、私は「社員一人ひとりが定年退職の際『この会社で良かった』と心から思うことができ、同時に、企業利益を最大化できる人材マネジメント(採用~研修はじめ戦略人事)施策の実施」だと思っている。ゆえに嫌われるし(たとえば教育要素が強い育成施策は本人にとって「価値がある」とその時点では分からないから)、「あいつは分かってない」と言われ、辛いことも多い。人事のなかでも採用担当は特殊で、企業広報という点で「どう見られるか」には気を遣わなければならないが、これからの会社を創る「仲間」を見つけ、手段として自分個人の「思い」を語る、ポジティブな仕事であると思う(だから勘違いする人もいる)。

本物の人事は、仲間に「愛」がなくてはならない。これまでの会社を築いてくれた社員、現社員、そしてこれからの会社を創る社員。

そこでふと思った、美人事、という言葉について。

美、という言葉のなかにも「人」がいるんだ、下に。下から支えているんだ。

人の事を、美しく下から支える人。
そんな人を私は「美人事」と定義したい。

美人事忘年会、楽しみ。どれだけ美人事がいるのかな。
そして(男女問わず)美人事の皆様、忘年会しましょう。

師走を駆け抜ける。

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