2010年12月7日火曜日

「世界レベルの研究大学」「本当の意味での教養人を養成する大学」「全入時代を明確に意識した大学」

12/7、火曜日。

母校・横浜国立大学を訪問。

もう10年以上も前になるが、当時は原付で45分かけて自宅から通っていた。寒かったな、冬。恐かったな、環二のヤン車。当時は学校近くの友人宅で『ウィニングイレブン』に熱中し、ローソンへ夜食を買いに行き、くだらないエロ話で深夜まで盛り上がったものだ。何があんなに愉快だったのだろう。

今夏、数年ぶりに訪れると、学内にローソンがあり、図書館の1階はカフェになっていて、駐輪場の場所も変わり、校舎もキレイになっていた。驚いた。そういうもんなんだね、大学は今や。

移動中に、読みかけだった『大学破綻』(諸星裕/角川oneテーマ21)を読了。

日本型大学ビジネス、教育力の再生、大学から日本をよみがえらせるための提言、などがまとめられていて、また、諸外国との「大学」の違いも理解でき、大学と仕事をする身として参考になることが多かった。日本に必要な3つの大学は「世界レベルの研究大学」「本当の意味での教養人を養成する大学」「全入時代を明確に意識した大学」と筆者は言う。「学部の壁を取り払え」「プロ意識の高い職員を育てよ」と言う。イチイチ賛成である。

帰りに事務手続きで銀行へ。小規模企業共済制度に加入するための手続きで、これは役員としての自分の退職時に備えた一種の積立みたいなものなのだが、掛金が全額所得控除になる。会社員時代は、こういう共済があること自体まったく知らなかったな。そう、自分の老後も自分で設計しないといけないのだ。というか、老後って本当にくるのだろうか、なんてことを考える始末の人間だったのだが、立場が変わると、気にかけることも変わる。お恥ずかしいことに、起業してから生命保険にもきちんと入った。

そういえば加入した際「生命保険はいったから。俺が死んだら、○○○○万円はいってくるよ」と嫁に報告したら「ん?いつ以降OKなの?病気の場合は?事故の場合は?細かいことちゃんと教えて?」って食いついてきたな。いい嫁だ。今のところ相手に妙な動きはない。

明日は立教大学『仕事研究セミナー』池袋キャンパスの最終回。面接官(採用担当者)の本音を学生が理解できるように引き出し、それこそ「茶番」面接にならぬよう、ファシリテーターとしての本分を発揮する。

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